


東京吉祥寺にて店長と店員のふたりで運営している小さな店です。
むかしから旅好きで、会社勤めの頃から仕事の休みが取れるとどこかを旅していました。
そんな中で出会う古いものに魅せられ2013年にアンティーク、ブロカントショップを開きました。
古いものが生まれ育んできた時代背景や風土を調べていくと、その物の存在価値や理由が見えてきたりします。そんなことを知るのがとても好きです。
何か気になるものがありましたら遠慮なくお声がけください。
BOCH ボウル ダークブラウン KT3218
¥6,800
ベルギーの古窯 BOCH のダークブラウン色のカフェオレボウル café au lait bol です。 刻印はありませんが BOCH Frères のものと思います。ケラミス工場かラ・ルヴィエール工場のどちらかで製造されたものだと思いますが、ケラミス工場なら1920年頃、ラ・ルヴィエール工場なら1960年頃だと思います。 少し前に、『なごみ』という茶道の本(5月号)の取材で当店をご紹介いただいことがあるのですが、その時にも同じようなボウルを茶道具として「見立て」をしていただいたことがありました。実際に茶会で使っていただいたようでとても光栄でした。 ヨーロッパでは「BOL」と言われ、日本のように「カフェオレボウル」と呼ばれることは少ないとか。「ボル」は本来のサイズより少し大きめのイメージで、古い時代からコーヒー、お茶、スープ、おかず、サラダなど色んなものに使える万能の食器として重宝されていたそうです。本品は通常のサイズですので、朝のカフェオレ用にお使いいただければと思います。 ・Belgium ・ボウル 1920’s か 1950’s ・サイズ:直径11.2cmx高さ7.1cm
Furnivals Ltd REGAL 赤紫色のプレートC kt3214C
¥6,800
ファーニバル製陶工場(Furnivals Ltd)はイギリスの陶器の街、スタッフォードシャーの古窯です。 1839年、ジェイコブとトーマス・ファーニバルは、スタッフォードシャー州ハンリー、シェルトン、マイルズバンクにあるスタッフォードストリート陶器工場を引き継ぎ、JACOB & THOMAS FURNIVAL を開業しました。それから度々社名を変えながら、1913年、「FURNIVALS LTD.」(1913 – 1968 )工場は1968年に閉鎖。1970 年代には Wedgwood グループに加わりました。 ファーニバルズは、伝統的な釉下印刷、デンマークやオールドチェルシーなどの伝統的な下絵付け印刷の陶器でもよく知られています。当初、高価な磁器に代わる安価な代替品として開発されました。特にアメリカ人は白いアイアンストーンを、イギリス人は転写装飾が施されたアイアンストーンを好んで使用していました。 「Regal」とは、英語で「堂々とした」や「豪華な」といった意味で、縁はスカラップ模様の優しい作りに、イギリスらしい品格のある絵柄は、赤紫色の独特の色合いがとてもとても気品のあるプレートです。 ・England 1913 – 1968’s(刻印 Furnivals Ltd) ・サイズ:直径21.5cmx高さ1.5cm
Royal Sphinx Model Aravella ミルクピッチャー kt3202
¥5,700
Royal Sphinx Model Aravella ミルクピッチャー 先日ご紹介しました、モデル・アラベラシリーズのミルクピッチャーです。今回は大好きなえんじ色のものになります。 シンプルで大胆な優しいえんじ色のアンダーラインが素敵な卓上ミルクピッチャー。朝のカフェオレにそそぐミルク用に最適です。2~3人用くらい。 「Arabella」は、アラビア語の「アラブ(Arab)」と女性名に使われる「bella(美しい)」を組み合わせた言葉で、一般的には「美しいアラビア馬」の意味だそうです。 刻印よりオランダ、マーストリヒトの古窯、ロイヤル・スフィンクスで1948年から2000年の間に製作されたものです。ミッドセンチュリー以降の作られたもののようです。 割れ、欠け、ヒビ、貫入などもなく状態は良好です。程よい厚みサイズ感、シンプルなデザインでとても使いやすそうです。 ・オランダ 1948’s-2000’s ・サイズ:口径6.53mx高さ8.7cm
Minton&Co テリーヌ深皿 KT3241
¥27,000
Minton&Coのテリーヌ深皿です。 ミントン(Minton)はかつて存在したイギリスの陶磁器メーカーで、銅版転写の彫刻師だったトーマス・ミントンによって1793年にスタッフォードシャーで創業しました。 創業当時は、Thomas Minton & Sons という社名でした。 19世紀当初のミントン社は元々トーマスが得意とする銅版による転写を使った、ブルーの転写プリントの陶磁器の制作が主流でした。ミントン特有の白地に青の絵付は、貴族ではなく大衆のために制作されました。これらの作品は「ミントンブルー」と呼ばれました。 トーマスの息子のハーバードの時代に入って以降、1851年のロンドン万博の際にヴィクトリア女王より『世界で最も美しいボーンチャイナ』と賞されたのは有名な話です。それ以降もアシッドゴールドで金彩を施したボーンチャイナのティーサービスは全世界で愛好されていました。 本品は Minton MONA シリーズにあるサービスの中のひとつで、テリーヌ用の深皿のようです。MONAとは、モナ・リザの「モナ」と同じ「婦人」の敬称です。 花かごに様々な抽象的な花が飾られている絵柄です。大変古いものでいたるところに古い修復のあとが見られます。厚み、重みのある分厚い作りになっています。割れや欠け、ヒビはありますが状態はしっかりしています。160年~190年くらい前のものになります。このような状態ではありますが大変趣のあるお気に入りの一品です。状態の良し悪しをご理解いただけると幸いです。 ・England 1830’s-1860’s ・サイズ:直径27cmx高さ7.5cm
古い木製枠の鏡 ot1987
¥18,500
古いライトオークの色合いがとても素敵な壁掛け用の鏡です。ずっとお店に鏡がなくて久しぶりにお店に鏡を掛けることができました。 さっぱりとした木彫に強すぎない枠の色味が気に入っています。木製枠の留め部分には波釘が使用されています。波釘は古くから日本で使われてきた伝統的な釘の一種です。恐らくこちらの額縁は日本製と思われます。 背板と金物類は当店にて取り付けました。 本品は、表のガラス付きでの販売です。内部の鏡は背板を外せばご自身で簡単に外すことができます。 ・恐らく日本製 年代不明 ・サイズ:約縦35cmx横27cmx厚み1.2cm
Societe Ceramiqueティーポット fleur de lysの装飾ブルー kt3197
¥16,000
Societe Ceramiqueティーポット、フルール・ド・リス(fleur de lys)の装飾ブルー フルール・ド・リスはユリ(アヤメ)の花のことで、ヨーロッパの紋章や旗に何世紀にもわたり数多く見られます。歴史的には特にフランス王家と関係が深く、またブルボン家の一員であるスペイン王家やルクセンブルク大公家も現在でも紋章に使用し続けています。フルール・ド・リスはフランスの切手などにも使用される継続的なフランスの象徴でありますが、フランス革命以後、共和国としてのフランスはフルール・ド・リスを公式には採用しなかったという歴史もあります。 本品はホワイトアイボリー地の陶磁器にブルーの染付け、ポイントに金彩でラインを施した大変上品なポットです。本体の側面にはたくさんの小さなフルール・ド・リスがプリントされています。注ぎ口と持ち手の部分には大胆なアカンサス模様がエンボスで描かれています。上部の蓋のハンドルも凝った作りになっています。 刻印はありませんがオランダの古窯、Societe Ceramique Maastricht、1900年から1920年の作陶と思われます。 容量は1.5Lくらいで、割れ欠けなどはありません。 ・Holland 1900-1920’s ・サイズ:底径14.3cmx高さ23cm
FIRE KING 翡翠色のジェダイB オーバルの大皿 kt3191B
¥12,000
ヴィンテージファイヤーキングはヨーロッパでも大変人気があり、本品はベルギーの友人から送ってもらいました。 FIRE KING(ファイヤーキング)とは? ファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社(Anchor Hocking Company)の登録商標。 前身は1905年にオハイオ州ランカスターで創業した、ホッキンググラス社というガラス製造メーカーが発端のようです。その後1937年にアンカーキャップ社というガラス製造工場と合併しアンカーホッキング社となりました。 ファイヤーキングは、1941年に家庭で気軽に使用できる耐熱ガラスブランドとして生み出されました。熱による膨張や収縮が極めて少ないファイヤーキングは、当時、頑丈で使い勝手が良くオーブンでも使用することが出来るため、アメリカで大変便利に使われ食卓の定番アイテムとなりした。 今回仕入れた、Jade-ite(ジェダイ)はファイヤーキング開発当初から作られているシリーズです。翡翠色(ジェード・カラー)は当時アメリカで人気だった、中国の高級鉱石の翡翠(ひすい)色を模して造られたそうです。 今回の FIRE KING は、ジェダイ・JANE RAY(ジェーンレイ)でミルクガラスに美しいリブの入ったエンボス加工が施されたシリーズです。美しい翡翠色にシンプルなリブのデザインは、当時アメリカでも大変人気に高いものでした。ファイヤーキングは、1977年までアメリカで製造されていました。 ジェーンレイには、『OVEN GLASS』と 『OVEN WARE』 の2種類があり、『OVEN GLASS』は初期製造の1945~51年、『OVEN WARE』は1946~65年の製造だそうです。本品は『OVEN GLASS』の方になります。 本品はオーバル大皿のご紹介になります。 ・U.S.A Vintage ・サイズ:縦30.3cmx横23cmx高さ2.3cm
4人の少女と犬と鶏の小さな陶器製コンポティエ France kt3187
¥16,000
フランスの古い小さなコンポティエ、恐らくディネットのセットのひとつと思います。直径14cmほどしかありません。チョコレートを数個置いておく程の大きさです。 ホワイトアイボリーの下地にグリーンの転写で絵柄が描かれています。上部のお皿部分には4人の少女たち(情景はいろいろ考えられます)、側面には野原を掛ける犬と立ち尽くす鶏が描かれています。 本品には刻印はみあたりません。ディネットは、古いものはジアン、サルグミンヌ、リュネヴィル、モントローなど代表的なフランスの古窯が作っていました。しかし19世紀後期から20世紀にかけてフランス各地の窯元が制作していましたので、刻印がないとなかなか特定できません。 本品には全体に非常に美しい表面の釉薬の細かな貫入が見られます。割れ欠けなどはございません。 とても素晴らしい佇まいのコンポティエだと思います。 ・France 1900’s前後 ・サイズ:直径14.5cmx高さ8.6cm
古い琺瑯製ベルギーのアンティーク自転車の登録票 1930年代 bp0067
¥4,200
古い琺瑯製、ベルギーのアンティーク自転車等プレート 一般的なブリキのプレートは1940年から1998年まで使用されていました(1998年でこの制度が廃止されました) 今回入手したのはそれよりもっと前の時代、1920年から1930年代のプレートです。古い鉄製のプレートで表面はエナメル(琺瑯)加工が施されています。 表はブリキ製同様、登録番号、年代、州名がプリントされていますが、琺瑯製にはそれに加えて「州の紋章」が入っています。これがカッコイイんです。 重さもずっしりとして100年前に使われていた時代の古さを感じます。 当店の開店当初からベルギー自転車プレートは扱っていますが、このオールドタイプのプレートはなかなか入手することはできませんでした。 古いため琺瑯が欠けているものや、鉄錆、印刷が消えかかっているなど、状態の良し悪しがございます。詳細は写真をご確認ください。 元々は自転車の前輪車軸部分に取り付けるものですが、カバンやリュックなどにも付けられるように、写真のキーホルダーをお付けして販売しております。キーホルダーは現代の物になります。もちろん自転車にも取り付け可能です。自転車がとてもかっこよくなりますよ。ぜひお試しください。 年代ごとに当店で選んだ1枚を掲載しております。 下記の”種類を選択する”からお選びください。価格は1枚のお値段です。 ※お店にまだ他のデザインや色がございます。
古い琺瑯製ベルギーのアンティーク自転車の登録票 1920年代 bp0067
¥4,200
古い琺瑯製、ベルギーのアンティーク自転車等プレート 一般的なブリキのプレートは1940年から1998年まで使用されていました(1998年でこの制度が廃止されました) 今回入手したのはそれよりもっと前の時代、1920年から1930年代のプレートです。古い鉄製のプレートで表面はエナメル(琺瑯)加工が施されています。 表はブリキ製同様、登録番号、年代、州名がプリントされていますが、琺瑯製にはそれに加えて「州の紋章」が入っています。これがカッコイイんです。 重さもずっしりとして100年前に使われていた時代の古さを感じます。 当店の開店当初からベルギー自転車プレートは扱っていますが、このオールドタイプのプレートはなかなか入手することはできませんでした。 古いため琺瑯が欠けているものや、鉄錆、印刷が消えかかっているなど、状態の良し悪しがございます。詳細は写真をご確認ください。 元々は自転車の前輪車軸部分に取り付けるものですが、カバンやリュックなどにも付けられるように、写真のキーホルダーをお付けして販売しております。キーホルダーは現代の物になります。もちろん自転車にも取り付け可能です。自転車がとてもかっこよくなりますよ。ぜひお試しください。 年代ごとに当店で選んだ1枚を掲載しております。 下記の”種類を選択する”からお選びください。価格は1枚のお値段です。 ※お店にまだ他のデザインや色がございます。
Vintage French Shoe former Hanger hook B(左)ot1986B
¥6,500
フランスヴィンテージの木製シューフォーマーを利用した壁掛けハンガーフック 古くて堅い無垢の木で作られたシューフォーマーです。年代は明確にはわかりませんが1900年代中期頃くらいでしょうか。経年変化によって表面はなめらかにあめ色になっています。ワックスをかけてより艶を出してみました。裏面に壁に掛けられるようにフック金物を付けてあります(金物は現代のもの) 右足と左足用と2つあります。サイズは25〜7cmくらい。本体はかかと部で2つに分かれていて、靴にはめ込む時のために折り畳めるように金物でつないであります。また内部にはスプリングが内蔵されていて前後に伸縮するようになっています。 コートやカバンなどを掛けるのに最適ですが、お部屋やお店のディスプレイにも素敵です。 ・France Vintage ・サイズ:全長25〜27cm
Vintage French Shoe former Hanger hook A(右)ot1986A
¥6,500
フランスヴィンテージの木製シューフォーマーを利用した壁掛けハンガーフック 古くて堅い無垢の木で作られたシューフォーマーです。年代は明確にはわかりませんが1900年代中期頃くらいでしょうか。経年変化によって表面はなめらかにあめ色になっています。ワックスをかけてより艶を出してみました。裏面に壁に掛けられるようにフック金物を付けてあります(金物は現代のもの) 右足と左足用と2つあります。サイズは25〜7cmくらい。本体はかかと部で2つに分かれていて、靴にはめ込む時のために折り畳めるように金物でつないであります。また内部にはスプリングが内蔵されていて前後に伸縮するようになっています。 コートやカバンなどを掛けるのに最適ですが、お部屋やお店のディスプレイにも素敵です。 ・France Vintage ・サイズ:全長25〜27cm
ジアンの古いラヴィエ fleurette 小さな花A kt3166-A
¥11,000
fleurette、小さな花という名前のお皿、前菜を盛り付けるためのラヴィエです。 小さな花の縁取りがあまりにもかわいい、表面より側面のほうが好きというラヴィエやコンポートはよくあります。むしろ側面のデザインに惹かれて買い付けるような、、、 ちなみに表面には山査子のような梅のようなお花がちりばめられています。 19世紀、ジアンの名品です MEDAILLES D’OR FAIENCERIE DE GIEN DIPLOMES D’HONNEUR FLEURETTE 在庫は2枚ありますがどちらも貫入、染みなどが見られます。詳細はお写真にてご確認ください。 ・France 1875’s~ ・サイズ:横24cmx縦23.3cmx高さ2.8cm
無垢ローズウッドの美しい木箱 ot1984
¥23,000
ローズウッド材の美しい木箱 ローズウッド(Rosewood)は茶から赤茶の美しい木肌色の広葉樹。日本では紫檀(シタン)とも呼ばれています。ローズウッド材は重硬で、ヤニを多く含むため耐虫害性や耐候性があり、腐敗せず長持ちすることから、古代から世界各国で高級家具、唐木細工、楽器などに使われてきました。 原産地はインドやマダガスカル、中南米、アフリカなどで、東南アジアのものは人工的な植林によるものだそうです。現在では違法伐採による資源の減少のため、ワシントン条約により厳しく取り締まられています。 本品はそんな1900年代中期ごろのローズウッド材を使用した木箱。もとはヒュミドール(シガー)ボックスだったもの。無垢のローズウッドの木目がとても美しい一品です。表面は丁寧に磨き上げられ、内部はマットな仕上がりになっています。上蓋に “M.G.” と彫られてあります。これはシガーメーカーの名前でしょうか。ローズウッドは比重が高く密なため大変重みがあります。本品は大変良好な状態ですが、蓋や底板に1ミリ程の浮きがあります。箱の裏面には緑色のフェルトが貼られています。 ・France 1950-60’s ・サイズ:横23.7cmx縦17.8cmx高さ8.8cm
Julien Damoy コンフィチュールポット kt3154
¥65,000
Jean-Baptiste Julien Damoy(ジャン・バティスト・ジュリアン・ダモワ)はフランスの食料品店(ミニマーケット)です。 創業者 Julien Damoy(ジュリアン・ダモワ)は、1844年にパリのレ・アル、Sébastopol(セバストポール)通りに店を設立しました。現在のポンピドーセンターのすぐ傍です。 20世紀初頭には自社工場や倉庫、ぶどう畑を所有し、”Julien Damoy” ブランドとして、チョコレートやコーヒー、チーズ、ワインなど様々な製品を製造・販売していました。ほぼ同じ時期に Pelix Potin も開業しています。 その後、彼はワインと一般食料品の事業をフランス全土に拡大します。数多くの支店や今でいうコンビニエンスストアのブランドとして全国展開していきました。ジュリアン・ダモワは1970年頃まで存在していたようです。 本品は当時のコンフィチュールポット(ジャム瓶)で、自家製のジャムをこのポットに詰めて販売していました。 作陶はフランス東部の古窯、ヴァドンヴィレー窯になります。本来コンフィチュールポットの窯元としてはリュネヴィル窯が有名ですが、本品にはバドンヴィレーの刻印が入っています。これはバドンヴィレー窯のオーナーであるフェナル家が、1921年にリュネヴィル窯の経営権を購入したことにより、その後1922年から1923年のリュネビルの刻印はバドンヴィレーの刻印に変わったり、リュネビルとバドンヴィレーのダブルネームになったりしています。 表面の表題部分の周りを飾るブルーの色合いの草花はとても美しいデザインになっています。 “Julien Damoy” のコンフィチュールポットは残存数が少なく大変レアなアイテムになります。フランス本国でも状態の良いものはなかなか出回らず、市場価格は “FELIX POTIN” のポットを上回っています。当店もずっとほしいアイテムのひとつでしたがなかなか手が出ませんでした。 上部縁部分に大きな欠けがあります。底の縁にも小さな欠けがあります。詳細はお写真にてご確認ください。 ・France 1923’s ・サイズ:直径9cmx高さ13.3cm
d’Onnaing サボンカップ CRISTAUX A ベージュ kt3155-1
¥12,000
Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing d’Onnaing(ドゥナン)はフランス北部オー・ドゥ・フランスのベルギー国境沿いにある小さな町。 ドゥナン窯はその地で1821年、フェルディナン・ルイ・ド・ブージー兄弟(Ferdinand-Louis de Bousies)、シャルル・ド・ブージー兄弟(Charles de Bousies)によって設立されました。もとはベルギーの古窯ニミー(Nimy)の子会社的存在だったようです。その後、1894年に正式な社名は Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing になりました。 第一次世界大戦の勃発により工場は建物、オーブン、金型など多くが破壊されました。戦後1921年に生産が再開されましたが、当初のレベルに戻ることはできず、1938年に製造が中止されました。会社は1947年に完全に清算されました。 本品は、セラミッククリスタル用の大きめのポット CRISTAUX=クリスタルはフランス語で「水晶」の意味で、プロヴァンス地方でオリーブをベースに作られた多目的洗剤です。 元はホワイトアイボリー地の陶器で、アンティークで特徴のあるアールデコのフォントが黒字で描かれています。”CRISTAUX” は在庫が2点あり、本品には貫入がたくさん入っており、地の色もベージュ色に変わっていて大変趣があります。縁部分に大きな欠けがあります。それ以外の傷や欠けはあまりありません。 ・France 1900’s前期 ・サイズ:高さ10.5cmx直径: 11.5cm
d’Onnaing サボンカップ CRISTAUX B アイボリー kt3155-2
¥12,000
Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing d’Onnaing(ドゥナン)はフランス北部オー・ドゥ・フランスのベルギー国境沿いにある小さな町。 ドゥナン窯はその地で1821年、フェルディナン・ルイ・ド・ブージー兄弟(Ferdinand-Louis de Bousies)、シャルル・ド・ブージー兄弟(Charles de Bousies)によって設立されました。もとはベルギーの古窯ニミー(Nimy)の子会社的存在だったようです。その後、1894年に正式な社名は Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing になりました。 第一次世界大戦の勃発により工場は建物、オーブン、金型など多くが破壊されました。戦後1921年に生産が再開されましたが、当初のレベルに戻ることはできず、1938年に製造が中止されました。会社は1947年に完全に清算されました。 本品は、セラミッククリスタル用洗剤の大きめのポット CRISTAUX=クリスタルはフランス語で「水晶」の意味で、プロヴァンス地方でオリーブをベースに作られた多目的洗剤です。 ホワイトアイボリー地の陶器で、アンティークで特徴のあるフォントが黒字で描かれています。”CRISTAUX” は在庫が2点あり、ひとつは貫入がたくさん入っているベージュ色で、本品は貫入の少ないアイボリー色になります。底部裏面に大きな表面の剥がれがございます。使用には問題ありません。傷や欠けはどちにもございますが趣があります。 ・France 1900’s前期 ・サイズ:高さ10.5cmx直径: 11.5cm
d’Onnaing サボンカップ SAVON NOIR kt3155-3
¥12,000
Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing d’Onnaing(ドゥナン)はフランス北部オー・ドゥ・フランスのベルギー国境沿いにある小さな町。 ドゥナン窯はその地で1821年、フェルディナン・ルイ・ド・ブージー兄弟(Ferdinand-Louis de Bousies)、シャルル・ド・ブージー兄弟(Charles de Bousies)によって設立されました。もとはベルギーの古窯ニミー(Nimy)の子会社的存在だったようです。その後、1894年に正式な社名は Societe Anonyme de la Faiencerie d’Onnaing になりました。 第一次世界大戦の勃発により工場は建物、オーブン、金型など多くが破壊されました。戦後1921年に生産が再開されましたが、当初のレベルに戻ることができず、1938年に製造が中止されました。会社は1947年に完全に清算されました。 本品は、ブラックソープ用の大きめのポット SAVON NOIR(サボンノワール)はフランス語で「黒い石鹸」の意味で、プロヴァンス地方でオリーブをベースに作られた多目的洗剤です。 ホワイトアイボリー地の陶器で、アンティークで特徴のあるアールデコなフォントが黒字で描かれています。”SAVON NOIR” の在庫は本品のみです。傷や欠けはございますが趣があります。 ・France 1900’s前期 ・サイズ:高さ10.5cmx直径: 11.5cm
Pexonne JARDINIERE ラヴィエ B kt3160-2
¥12,000
JARDINIERE(ジャルディニエール )モデルとは、主に花器のことを言います。園芸家、庭師,植木屋などの意味もあるそうです。陶器でこの名前が使われている場合は総じてお花の散りばめられた模様のことのようです。 バラのようなツバキのような小さな可愛いらしい花があしらわれたラヴィエ。縁回りにお花とフルー・ド・リス(fleur-de-lis)の模様がデザインされています。淡いブルーの色彩がとてもやさしく感じられます。 裏面に僅かな刻印が見られます。”PEXONNE.F”とプリントされています。1900年代後期の Faiencerie FF ( Fenal Frères) PEXONNE の刻印です。 ペクソンヌ窯は1830年頃にロレーヌ地方でニコラス フェナルが作った陶器窯がもとになり、彼を継いだ兄弟が1850年代にF.F(Fenal Frères).PEXONNEとして創業しました。フェナル・フレールはバドンヴィレー窯の前身でもあります。 ・France 1900’s後期 ・サイズ:縦12cmx幅24.5cmx高さ3.8cm
Pexonne JARDINIERE ラヴィエ A kt3160-1
¥12,000
JARDINIERE(ジャルディニエール )モデルとは、主に花器のことを言います。園芸家、庭師,植木屋などの意味もあるそうです。陶器でこの名前が使われている場合は総じてお花の散りばめられた模様のことのようです。 バラのようなツバキのような小さな可愛いらしい花があしらわれたラヴィエ。縁回りにお花とフルー・ド・リス(fleur-de-lis)の模様がデザインされています。淡いブルーの色彩がとてもやさしく感じられます。 裏面に僅かな刻印が見られます。”PEXONNE.F”とプリントされています。1900年代後期の Faiencerie FF ( Fenal Frères) PEXONNE の刻印です。 ペクソンヌ窯は1830年頃にロレーヌ地方でニコラス フェナルが作った陶器窯がもとになり、彼を継いだ兄弟が1850年代にF.F(Fenal Frères).PEXONNEとして創業しました。フェナル・フレールはバドンヴィレー窯の前身でもあります。 ・France 1900’s後期 ・サイズ:縦12cmx幅24.5cmx高さ3.8cm
ホーロー鋳鉄製トリベット Le Creuset 深緑 kt3163
¥15,900
フランスの古いトリベット フランス、ル・クルーゼ社のもので表面下部に「Le Creuset」と刻印されています。明確な製造年は不明ですが、フランスミッドセンチュリーのヴィンテージ品だと思われます。 クーザンスやル・クルーゼのアイテムは薄っぺらい鍋敷きとは違い、ずっしり重みのある高級感のある鋳物琺瑯です。 サイズは直径21cmくらいありますので大型の鍋やフライパンを置くことも出来そうです。 現在のル・クルーゼもそうですが、高品質の鋳物琺瑯は一生ものと言われています。使えば使うほど味が出てきます。 デザイン、カラーとも現在では作られていない渋めの色合いが素敵です。 <Le Creuset(ル・クルーゼ)> ル・クルーゼとは、「るつぼ」あるいは「大釜」を意味するフランス語だそうです。ベルギーの2人の実業家、アルマン・デザエガー(Armand Desaegher)とオクターヴ・オーベック(Octave Aubecq)がブリュッセルで出会い、ル・クルーゼは1925年、北フランスの小さな村「フレノワ・ル・グラン」に設立されました。200年以上も前からこの地で作られていた鋳物ホーロー鍋に、初めてカラーリングをほどこす技術を発明し、初めてフレンチオーブンの製造に成功しました。 ・France 1940-1960’s ・サイズ:直径21cmx高さ2.9cm 重量:0.99kg
Coffee grinder Peugeot GI France kt3150
¥37,000
Peugeot GI Peugeot Freres のコーヒーグラインダーGI GI はプジョー社の100周年記念に作られたモデル。生産数も少なかったため残存数が少なく、状態の良い物はなかなか見つけることが出来ません。 オールドプジョー好きの方には一台持っていたい憧れのレアモデルです。 経年の汚れはありますが塗装はオリジナルアイボリーの外観。表面の傷や塗装の剥がれ、ライオンマークも半分くらいしか残っていません。きっと前の持ち主に長く愛用されていたのでしょう。使い古されたGI は重量感がありとてもいい感じになっています。 しかし刃の状態は非常に良好で、試し挽きも行いましたがまだまだ使えます。 ひととおり、レストアして表面の掃除、内部の錆取り、目詰まり、刃の洗浄まで済ませてあります。 プジョーはフランスの自動車メーカーとして有名ですが、 元々は1824年にプジョー兄弟 (Peugeot Frères )が父から引き継いだ製鋼所から始まりました。当時は工具や刃物、スプリングといった鋼製部品や大工道具などを作っていたそうです。 現在のライオンのマークは1858年に商標登録されたもので、その頃よりコーヒーグラインダーやペッパーミルといった刃物に特化した製品の製作を始めました。プジョーが本格的に自動車の開発を始めたのは1880年代頃からといわれています。 プジョー製コーヒーグラインダーは鋼材(刃)に定評があり、現在でもコーヒーのプロの人たちに人気があります。職人の手仕事でひとつひとつ作られた古いグラインダーは根強い人気があります。 ・France 1950’s ・サイズ:直径10cmx高さ15.2cm(ハンドルトップまで17.6cm)
PEUGEOT Diabolo France kt3149
¥36,000
Peugeot Freres 社のコーヒーグラインダー、DIABOLO DIABOLO は円筒型に腰の括れた特徴的なフォルムをしていて、くびれた部分に巻いた糸を左右の手で操って遊ぶ「空中ごま」のことだそうです。 DIABOLOはプジョー社の100周年記念に作られたGIとほぼ同時期に作られたモデルで、1952年~56年の4年間しか製造されませんでした。そのため残存数が少なく、状態の良い物はなかなか見つけることが出来ません。 オールドプジョー好きの方にはGシリーズと共に一台持っていたい憧れのレアモデルです。 DIABOLOにはもうひとつ、 Diabolo Camping というモデルがあります。こちらは下部の受け皿がベークライト製になっています。こちらは Diabolo の中でもよりレアといわれています。 塗装はオリジナルでアイボリー色の外観で、経年の汚れはありますが傷も比較的少なくライオンマークも鮮明にの固定ます。刃の状態も良好です。 ひととおり、レストアして表面の掃除、内部の錆取り、目詰まり、刃の洗浄まで済ませてあります。 試し挽きも行いましたが良好です。 ・France 1952-56’s ・サイズ:直径9cmx高さ17.5cm(ハンドルトップまで20cm)
PEUGEOT Diabolo Camping ベークライトケース kt2461-2
¥35,000
Moulin a cafe vintage vintage PEUGEOT Diabolo Camping France Peugeot Freres社のコーヒーグラインダー、DIABOLO DIABOLO は円筒型に腰の括れた特徴的なフォルムをしていて、くびれた部分に巻いた糸を左右の手で操って遊ぶ「空中ごま」の意味だそうです。 DIABOLOはプジョー社の100周年記念に作られたGIモデルとほぼ同時期に製造されたモデルで、1952〜56年の4年間ほどしか製造されませんでした。 そのため残存数が少なく、状態の良い物はなかなか見つけることが出来ません。 プジョー好きの方には一台は持っておきたいと言われる人気のモデルです。 本品は Diabolo Camping といって、下部の受け皿がベークライト製になっています。 こちらは Diabolo の中でもよりレアアイテムといわれています。 塗装はオリジナルでアイボリー色の外観は傷も少なく刃の状態も良好です。 ひととおりレストアして洗浄、試し挽きまで済ませてあります。挽き具合も大変良好です。 下部ベークライト製受け皿は経年変化で微妙に歪んでいます。 写真のようにセッティングは出来ますが、上部本体とうまく嚙み合わず少しぐらつきがあります。 ・France 1952-56年 ・サイズ:直径9.5cmx高さ21cm(ハンドルトップまで)
Tsubame Märkt ツバメ・マルクト
Tokyo Kichijoji
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-26
open:11時30分~19時
close:水曜日(その他臨時休業あり)
ヨーロッパアンティークとオリジナル雑貨を販売しています。