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Pelikan Bakelite ink ribbon case A Germany st0769-1
¥3,960
ペリカンのヴィンテージベークライト製ケース。久しぶりに入手しました。 もともとはタイプライターなどのインクリボンが入っていたケースです。 ケースは焦げ茶色のベークライトらしい樹脂製で、上面には艶消しゴールドの塗装にペリカンの登録商標が刻印されています。裏面には、Gunther Wagner Pelikan の文字が円状に刻まれています。 2点ありますが、内部のインクリボン巻が、Aはプラスティック製、Bはスチール製です。 本品Aはプラスティック製です。 蓋はねじ式になっており、きれいに開け閉めができます。小さくて大切なものをしまっておいてください。 ペリカンの創業は1838年、ドイツのハノーファーで化学者のカール・ホーネマン(Carl Hornemann1811-1896) が絵具とインクの工場を設立したのが起源。当初はペリカンという名前ではなく創業者の名前がそのまま会社名になっていました。 1863年、優秀な科学者であったギュンター・ワーグナー(Gunther Wagner 1842-1930)が工場長に昇進。1871年には会社経営を引き継ぎます。1878年にワーグナー家の家紋のペリカンのロゴをはじめて使用し、4羽の雛を持つペリカンは、ドイツで最も古い商標登録の1つとなりました。 創業者はカール・ホーネマン、ペリカンブランドの創始者はギュンター・ワーグナーとなります。 その後、1929年初のペリカン万年筆が誕生します。 ペリカンのマークは雛の数によって年代がわかります。1873年~3羽、1878年~4羽、1922年~4羽、1937年~2羽、2020年~1羽。 商標のモチーフとなったペリカンの親子は、ヨーロッパでは古来より親子愛の象徴とされており、親ペリカンの母性愛といつか巣立って行く雛に対する愛情物語を、すべて1つのマークに込めて伝えているそうです。 ・Germany Vintage(年代不詳) ・サイズ:直径6.3cmx高さ3cm
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リア王のリトグラフの入った小さな金彩の額 st0761
¥6,820
はがきサイズのリア王のリトグラフが入った木製額縁。 木製枠に石膏を塗りその上から金彩が施されています。 額は一部金彩が取れていたりしますが、フレームはとても繊細で美しいです。 表面はガラスが付いていて、背面は古い台紙が貼られています。金物は当時の物です。 リトグラフの下部に、könig Lear と書かれているのがわかります。könig はドイツ語ですのでドイツ製と思われます。 「リア王」はシェイクスピアの戯曲で1605年から1606年頃初演。シェイクスピア四大悲劇のひとつ。 本品は第4幕の7番、フランス王に嫁ぎ王妃となった3女コーディリアが、ブリテン国と闘うフランス軍と共に祖国の地に来た時、姉たちによって国から追い出され彷徨う老父リアと再会する場面。 ・Germany 19世紀 ・サイズ:16cmx11.8cm
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マグリット・ド・ヴァロワの肖像画 st0753
¥8,800
19 世紀の肖像画で、フランスのマルグリット・ド・ヴァロワ・アングレーム (1553-1615) のリトグラフ。 マルグリット・ド・ヴァロワは、フランス、ブルボン朝初代国王アンリ4世(在位:1589-1610年)の最初の妻として、フランス王妃、ナバラ王妃として知られる。アレクサンドル・デュマ・ペールの歴史小説『王妃マルゴ(ラ・レーヌ・マルゴ)』としても一般に知られているフランスの王妃で、マルゴ王妃とも呼ばれている。 肖像画下の作者のサイン Lith de Delpech(1778-1825)は、フランソワ・セラファン・デルペック(François-Séraphin Delpech)のことで、フランスの石版画家で当時の歴史上の人物の肖像画を多く残したことで有名です。 背板は古い厚紙、表面はガラスでサンドイッチされ、四辺を古い赤色の製本テープのようなもので額装されています。 ・France 1810 – 1830 ・サイズ:21.5cmx15cm
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ダゲレオタイプのフランスの小さな女の子の古い写真 st0738
¥12,100
ダゲレオタイプは写真の歴史の中で最初に商業的に成功した最も古い写真プロセス(1839〜1860年)です。発明者ルイ・マンデ・ダゲールにちなんで名付けられました。 銀メッキの銅板に画像が映し出されています。額本体は恐らく木製で焦げ茶色のエンボス紙が貼られています。 枠は3層になっていて、一番外側は金彩が施された痕が少し残っています。真ん中はベルベット生地がクッション代わりに使われています。一番内側は金メッキの真鍮でそれぞれ異なった装飾がされています。正面はガラスで保護されています。非常に華やかです。下の写真のように内枠部分より額縁より写真本体を取り外すことが出来ます。写真の裏側は銅板が貼られています。 19世紀後期のアイテムで、手のひらサイズのフレームに、小さな可愛いらしい女の子の写真が映し出されています。 ■ダゲレオタイプ Daguerreotype とは 最も早く公表された写真術。銀メッキされた銅板の上に画像を形成します。フランス人のダゲール(Louis Jacques Mandé Daguerre 1787-1851)が考案し、1839 年 1 月に発表しました。この年が写真発明の年とされています。感光面をレンズ側から鑑賞するため左右逆となる画像は解像度が高く、美しく鮮明なもので、見る角度によってポジにもネガにも見えます。肖像写真に多く用いられ、大流行した写真術です。(東京都写真美術館資料より) ・France 19世紀 ・サイズ:縦7.5cmx横6.2cmx厚み0.8-0.9cm
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オルモル装飾ガラスフレーム(小)直立の紳士の写真 st0730
¥15,400
少しめずらしい小さめサイズのオルモル装飾のガラスフレームです。 上部は美しい花飾りアカンサスのファニアル(装飾オーナメント)で飾られています。 ガラスの厚みは約8ミリの厚さがあります。 右上と左下の角に損傷があります。古いものなのでガラスは割れていないものが殆どありません。 本体のイーゼルは後部の支柱部分にスプリングが入っており上下にスライドします。 正常に作動するのでそのまま立てて使用できます。 なかには19世紀の男性の写真が入っています。 写真の下部に “Pibworth photo” のプリントがあります。 これは写真店の名前、”Southampton” はイギリス南部の街の名前です。 写真は交換可能です。 オルモル(ormolu)とは真鍮やブロンズ、銅などに金彩(金メッキ)を施す技術のことで、一般的にはその技術を施した装飾のこと全般を意味します。18世紀頃から高価な家具や額縁、このような写真スタンドなどのファニアル装飾オーナメントとして使われていました。 フランス語ではブロンズドレ(bronze doré)と呼ばれ、真鍮や銅といったゴールド色の金属に金でメッキ加工されたものを言います。 ・England 1880’s ・サイズ 縦13.5cmx横6.8cm(ガラス:縦10.4cmx横6.8cmx厚0.7cm)
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オルモル装飾ガラスフレーム(小)19世紀の女性の写真 st0734
¥14,740
少しめずらしい小さめサイズのオルモル装飾のガラスフレームです。 上部は美しい花飾りアカンサスのファニアル(装飾オーナメント)で飾られています。 ガラスの厚みは約6ミリの厚さがあります。右下の角に損傷があります。 本体のイーゼルは後部の支柱部分にスプリングが入っており上下にスライドします。 正常に作動するのでそのまま立てて使用できます。なかには1860年の女性の写真が入っています。写真の交換は可能です。 オルモル(ormolu)とは真鍮やブロンズ、銅などに金彩(金メッキ)を施す技術のことで、一般的にはその技術を施した装飾のこと全般を意味します。 18世紀頃から高価な家具や額縁、このような写真スタンドなどのファニアル装飾オーナメントとして使われていました。 フランス語ではブロンズドレ(bronze doré)と呼ばれ、真鍮や銅といったゴールド色の金属に金でメッキ加工されたものを言います。 ・France 1860’s ・サイズ:縦11.8cmx横6.7cm(ガラス10.6cmx横6.7cm)
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オルモル装飾ガラスフレーム(小)小さな二人の女の子の写真 st0731
¥15,400
少しめずらしい小さめサイズのオルモル装飾のガラスフレームです。 上部は美しい花飾りアカンサスのファニアル(装飾オーナメント)で飾られています。 ガラスの厚みは約8ミリの厚さがあります。右上と左下の角に損傷があります。 本体のイーゼルは後部の支柱部分にスプリングが入っており上下にスライドします。 正常に作動するのでそのまま立てて使用できます。 中には小さな二人の女の子の写真が入ってmいます。巻き毛の女の子と帽子を被った女の子。黒い洋服の下には編み上げのブーツを履いています。姉妹なのでしょうか、手を繋いているように見えます。 オルモル(ormolu)とは真鍮やブロンズ、銅などに金彩(金メッキ)を施す技術のことで、一般的にはその技術を施した装飾のこと全般を意味します。 18世紀頃から高価な家具や額縁、このような写真スタンドなどのファニアル装飾オーナメントとして使われていました。 フランス語ではブロンズドレ(bronze doré)と呼ばれ、真鍮や銅といったゴールド色の金属に金でメッキ加工されたものを言います。 ・England 1880’s ・サイズ 縦13.5cmx横6.7cm(ガラス:縦10.8cmx横6.7cmx厚0.8cm)
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天使のレリーフのある小さなフォトスタンド st0729
¥7,700
赤ちゃんの写真が入った真鍮のフォトスタンド。 手のひらサイズの大きさでフレーム下方に天使がいます。 真鍮のフレームは柔らかくて指で曲げられるくらいです。中のガラスは当時のままですが、状態は良好です。 裏面は木目調の紙ボードで出来ていて後ろ足は付け根部分を補修した形跡があります。小さな爪が付いていて紙ボードと本体を固定出来るようになっています(爪は上部の1つが無くなっています) 上部には壁に吊るすことも出来るように紐と輪っか金物が付いています。 20世紀初頭の古い形式のアンティークフォトスタンドです。どこに飾っても趣がある一品です。 ・France 1900年代初期 ・サイズ:横7cmx高さ12.5cm
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Ebony Parallel ruler st0702
¥6,900
19世紀ヴィクトリア朝時代のイギリスの平行定規です。木製定規の材質は黒檀でスライド金物は真鍮製です。 収めた時の長さは15cm、高さ3.5cmほどのサイズです。 黒檀の反りもなくスライド金物の動きも良好です。 長尺のこば面は45°にカット加工されています。 黒檀の墨くろマットな感じと真鍮の金物のデザインがとても美しい一品です。 ・England 19世紀 ・サイズ:L=15cm
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Girard et Barrere社製 地球儀 France st0686
¥46,200
Globe terrestre d’ecole signe Girard et Barrere ジラール&バレル社は1934年にパリに設立された地図制作専門の出版社です。1946年〜59年にかけて、会社名はジラール・バレル・トーマスで運営され、1974年にカルテスタライド社に吸収されました。主に学校で扱う教育関係の地図や地球儀が専門の会社でした。 こちらは、上下24枚の厚紙を貼り合せた紙張りの地球儀。台座は木製となっています。地図の色味もノスタルジックなターコイズグリーンとベージュで構成されており、経年の紙のかすれも程よく落ち着いた感のある地球儀です。 1945年、戦後初期に作られたもので当時の地名、国名、国境を見るのはとても興味深いです。色んなものに興味を持ちながら地図を見るのが私は大好きです。世界の町を旅しながらの地球一周はいかがですか。 ・France 1945年 ・サイズ:高さ45cm×径20cm(台座)×径31cm(地球儀本体)