-
Creil et Montereau Flora Lichen のボウル kt2974
¥26,400
クレイユ窯の古いボウルです。口径が18cmくらいで形も高台が高く、少し変わった形状をしています。 Flora Lichen と呼ばれるシリーズで、非常にめずらしい一品です。 Flora Lichen(ライケン)は、真菌類と藻類などが永続的に共生関係にある複合生物のことをいいます。ヤドリギなどは代表的な共生植物です。 器に描かれている絵柄は、なにかと共生している植物同士の絵に見えます。非常におもしろい題材です。縁の部分に金彩が3ヶ所ほど施されています。 裏の刻印は、Porcelaine Tendre L.M.&Cie Porcelaine Tendre は、ボーンチャイナのこと。通常はカオリンを含まない長石の柔らかい磁器の総称として使用されます。人工ボーンチャイナは、それにフラックスとしてフリットを組み込んでいます。ヴァンセンヌ磁器、シャンティイ、ルーアン、ベルギーのトゥルネーはこのカテゴリーに属し、一般的にフランス磁器はこちらに分類されています。 L.M.&Cie は Lebeuf 、Millet のことで、ルイ・マルタン・ルブフ(Louis Martin Lebeuf)1792-1854年と、ジャン・バティスト・グラティアン・ミリエット(Jean Baptiste Gratien Milliet)1797-1875年は、1841年にクレイユ製陶工場の共同経営者となりました。 合併後、Faïenceries de Creil et Montereau として、1876年まで Lebeuf, Milliet & Cie(L.M.&Cie)の刻印が使用されました。しかし1895年のクレイユ工場の火災により操業は停止され、その後は、1920年までモントロー工場のみで製造を続けていました。本品はクレイユ窯のものです。 ・France 1840-1876 ・サイズ:直径17.5cmx高さ9.2cm
-
CHOKY のマグカップ kt2961
¥4,400
SOLD OUT
Cafés Folliet はフランスの老舗ショコラ(ココア)メーカーのフォリエコーヒー。 Folliet Group は、コーヒーとコーヒー (チョーキー ショコラ、トロピコ)製品の焙煎と販売を専門とするフランスの会社です。この会社は 1880 年にシャンベリ (フランス、サヴォワ県) で設立されました。 『CHOKY』は、この会社の人気商品でチョコレート風味のコーヒー飲料でした。 カップを製造したのは、チャーチルというイギリスの陶器会社。 Churchill China(チャーチル・チャイナ)のルーツは、元は古い会社で1795年にスタッフォードシャーで開業した Sampson Bridgewood社 が前身と言われています。その後、サンプソン・ブリッジウッドの社名は第二次世界大戦後まで続き、その後チャーチルという社名になるのは、1984年(Churchill Tableware Ltd.)のことのようです。 薄いホワイトアイボリーの陶器に、焦げ茶(コーヒー豆色)のシンプルなロゴで2カ所に『CHOKY』とデザインされています。使用感は殆どありません。在庫3客の内1客に縁に僅かな染みの点がございます。 ・England 1980年以降 ・サイズ:直径8.5cmx高さ6.8cm ※価格は1客の税込価格です。
-
DIGOIN ボウル えんじ色の縦縞 France kt2970
¥7,920
SOLD OUT
1790年創業のフランスの古窯 Digoin et Sarreguemines ノスタルジックな柄とえんじ色がかわいいカフェオレボウルです。18角の縦のリブ柄とベースカラーのクリーム色のコントラストがとてもチャーミングです。 当店では大きなものは「ボウル」、通常サイズは「カフェオレボウル」と仕分けしていますが、こちらは普通サイズのカフェオレボウルです。 底面の刻印は “DIGOIN FRANCE” のみ、ディゴワン工場での製造は恐らく、1868年から1965年ごろまでの約100年くらいと思います。本品の正確な製造年代はわかりませんが、おそらく1900年前半の作陶品と思われます。 縁に沿って貫入による染みが3ヶ所ほどあります。欠けやヒビはありません。ボウル内側のカトラリースクラッチは見られません。 朝食のカフェオレ用にいかがですしょうか。 ・France 1900’s前期 ・サイズ:直径10.8cmx高さ5.9cm
-
青とゴールドラインの入ったブリュロ B France kt2948
¥13,200
ブリュロは20世紀初頭の北フランス地方のカフェやバーでよく使われていたカップ。分厚い白磁の陶器で作られていて、底が深く窪んでいるのが特長です。北フランスの冬は寒く、お店を出る時、コーヒーを飲み終わったカップを裏返し、その窪みにリキュールなど注ぎ体を温めて外に出るという習慣。 カップの厚みもあつくコーヒーが冷めにくくなっています。その分は容量は少なくエスプレッソくらいが適当だと思います。 ブリュロは青系の色味が多く、本品は部分的に金色のラインが何本か入っています。金色は経年変化でだいぶ擦れています。状態もとても良く、底面に僅かな欠けはありますが他はとても状態の良いものです。貫入や染みはありますが割れやヒビ、欠けはありません。 ブリュロ独特の滑らかなフォルムと持った時のずっしりとした重み。ついコレクションしたくなるアンティークアイテムのひとつです。 ・France 1920’s ・サイズ:直径6.8cmx高さ7.3cm
-
青とゴールドラインの入ったブリュロ A France kt2948
¥13,200
ブリュロは20世紀初頭の北フランス地方のカフェやバーでよく使われていたカップ。分厚い白磁の陶器で作られていて、底が深く窪んでいるのが特長です。北フランスの冬は寒く、お店を出る時、コーヒーを飲み終わったカップを裏返し、その窪みにリキュールなど注ぎ体を温めて外に出るという習慣。 カップの厚みもあつくコーヒーが冷めにくくなっています。その分は容量は少なくエスプレッソくらいが適当だと思います。 ブリュロは青系の色味が多く、本品は部分的に金色のラインが何本か入っています。金色は経年変化でだいぶ擦れています。状態もとても良く、底面に僅かな欠けはありますが他はとても状態の良いものです。貫入や染みはありますが割れやヒビ、欠けはありません。 ブリュロ独特の滑らかなフォルムと持った時のずっしりとした重み。ついコレクションしたくなるアンティークアイテムのひとつです。 ・France 1920’s ・サイズ:直径6.8cmx高さ7.3cm
-
サーモンピンクの大きめなボウル France kt2966
¥8,800
淡いサーモンピンク色に18角のスカラップ状の縦リブ柄、高台部分のクリーム色のコントラストがとてもチャーミングです。 1900年前半の作陶品と思われますが、こちらブランドの刻印がないので判断することが出来ません。非常に良好な状態です。欠けや割れ、ヒビなどは無く、ボウル表面、内側外側ともに程よい貫入が見られます。内側に一点非常に小さな色染みがあります。こちらは経年変化ではなく製造時に着いたもののようです。 前回のボウル同様、少し大きめですので、カフェオレボウル以外にスープやおひとり分サラダボウルとして、朝ごはんの時に便利に使えそうです。 ちょっとめずらしいお色のボウルです。 ・France 1900’s前期 ・サイズ:直径15.8cmx高さ8cm
-
Digoin et Sarreguemines ローズピンクのボウル kt2966
¥8,800
SOLD OUT
1790年創業のフランスの古窯、 Digoin et Sarreguemines のボウルです。 淡いローズピンク色に20角の縦のリブ柄と高台部分のクリーム色のコントラストがとてもチャーミングです。 1900年前半の作陶品と思われますが非常に良好な状態です。縁に僅かな欠けがひとつ、ボウル内側に3点ほど小さなカトラリースクラッチが見られます。 少し大きめなので、カフェオレボウル以外にスープやおひとり分サラダボウルとして、朝ごはんの時に便利使えそうです。 ちょっとめずらしいお色のボウルです。 ・France 1919-1945’s ・サイズ:直径14.5cmx高さ7.8cm
-
De geele Köm パンチカップ&ソーサーセット kt2973
¥3,850
SOLD OUT
シェーンヴァルド社で作られた De geele Köm パンチカップ&ソーサーのセットです。 シェーンヴァルト磁器工場は、1879年にヨハン・ニコル・ミュラーが設立した、マイセン磁器の流れを汲むドイツの古窯のひとつ。 ドイツの東、バイエルン州に位置するチェコ国境に隣接する町で、シェーンヴァルト(Schönwald)は、ドイツ語で「美しい森」を意味するそうです。 デ・ゲーレ・コム・ヴァン・へーム(De Geele Köm Vun Herm G.D.) デ・ゲーレ・コムは、Köm というハーブを使ったリキュールのことで、古くから北フリジア沿岸に伝わる国民的なティーパンチという飲み物です。 ティーパンチはハーブティーをベースにワインやアルコール、フルーツ、シロップなどを加えたものの総称。デ・ゲーレ・コムはフリジア地方のティーパンチには欠かせないリキュールで、今でも地元の人々や北海、バルト海の行楽客に非常に人気があり、フリジアの歴史に深く根ざしています。 本品は、デ・ゲーレ・コムのティーパンチ専用のカップ&ソーサーです。サックスブルーのサキソニー柄がとても綺麗で状態も非常に良好です。 もちろん、コーヒーや紅茶、エスプレッソ用のカップ&ソーサーとしてお使い頂けます。 ・Germany 1968’s以降 ・サイズ カップ:口径7.2cmx高さ4.1cm、ソーサー:直径11cmx高さ1.6cm ・現状在庫3 ・表示価格はカップ&ソーサー1客のお値段です。
-
ウロコ模様の小さなボウル A kt2954a
¥7,920
1900年代中期頃のリュネヴィル窯でよく見られるウロコ模様のカフェオレボウルです。 リュネヴィル窯は1728年にジャック ・シャンブレットによって、パリの東、ロレーヌ地方の町リュネビルに開窯しました。1812年に元ドイツ人のケラー家とゲラン家(K & G)によって引き継がれます。その後1900年代に入ると、近郊のバドンヴィレー窯やサルグミンヌ窯と合併し、独自色は薄れていきます。このころのカフェオレボウルには刻印がはいっていないものも多く、本品もそのひとつです。 アールデコ時代の典型的な幾何学模様のデザインのカフェオレボウル。 1900年中期頃のフランスアイアンストーンステンシルウェアですが、非常に状態が良いので未使用品かもしれません。在庫は3点で状態はどれも同じです。 ・France 1900’s中期 ・サイズ:直径8.7cmx高さ4.6cm
-
ウロコ模様の小さなボウル B kt2954b
¥7,920
SOLD OUT
1900年代中期頃のリュネヴィル窯でよく見られるウロコ模様のカフェオレボウルです。 リュネヴィル窯は1728年にジャック ・シャンブレットによって、パリの東、ロレーヌ地方の町リュネビルに開窯しました。1812年に元ドイツ人のケラー家とゲラン家(K & G)によって引き継がれます。その後1900年代に入ると、近郊のバドンヴィレー窯やサルグミンヌ窯と合併し、独自色は薄れていきます。このころのカフェオレボウルには刻印がはいっていないものも多く、本品もそのひとつです。 アールデコ時代の典型的な幾何学模様のデザインのカフェオレボウル。 1900年中期頃のフランスアイアンストーンステンシルウェアですが、非常に状態が良いので未使用品かもしれません。在庫は3点で状態はどれも同じです。 ・France 1900’s中期 ・サイズ:直径8.7cmx高さ4.6cm
-
ウロコ模様の小さなボウル C kt2954c
¥7,920
SOLD OUT
1900年代中期頃のリュネヴィル窯でよく見られるウロコ模様のカフェオレボウルです。 リュネヴィル窯は1728年にジャック ・シャンブレットによって、パリの東、ロレーヌ地方の町リュネビルに開窯しました。1812年に元ドイツ人のケラー家とゲラン家(K & G)によって引き継がれます。その後1900年代に入ると、近郊のバドンヴィレー窯やサルグミンヌ窯と合併し、独自色は薄れていきます。このころのカフェオレボウルには刻印がはいっていないものも多く、本品もそのひとつです。 アールデコ時代の典型的な幾何学模様のデザインのカフェオレボウル。 1900年中期頃のフランスアイアンストーンステンシルウェアですが、非常に状態が良いので未使用品かもしれません。在庫は3点で状態はどれも同じです。 ・France 1900’s中期 ・サイズ:直径8.7cmx高さ4.6cm
-
フランスのルージュピンクのブリュロカップ kt2964
¥14,300
SOLD OUT
アンティークではおなじみのブリュロカップ。 今回は希少色のピンクのブリュロです。 ブリュロは1900年初頭北フランスのカフェなどで使われていたカップで、底が深く窪んでいるのが特長です。コーヒーを飲み終わった後に、その窪みに度数の高いリキュールなどを入れてもらい体を温めて寒い外に出かけるというもの。カップの厚みもそれは厚く、コーヒーなどが冷めにくくなっているのも特徴です。 以前ご購入いただいたお客様のお話しによると、やはり飲み物は冷めにくいそうで、容量も普通のカップより小さめなので冷めないうちに飲み切ることができる優れものだそうです。 今回のブリュロは青や白が多くピンク色は中々出会えない珍しい色です。ルージュピンク色はアンティークなのにとても可愛らしいブリュロです。状態もとても良く、底面に僅かな欠けはありますが他はとても状態の良いものです。 ブリュロ独特の滑らかなフォルムと持った時の重み。コレクションしたくなるアンティークの逸品です。 ・France 1920’s ・サイズ:直径8cmx高さ8.1cm
-
FIRE KING 翡翠色のミルクジャグA OVEN GLASS kt2877a
¥5,500
ヴィンテージファイヤーキングはヨーロッパでもとても人気があり、本品もベルギーの友人から取り寄せたものです。 FIRE KING(ファイヤーキング)とは? ファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社(Anchor Hocking Company)の登録商標。 前身は1905年にオハイオ州ランカスターで創業した、ホッキンググラス社というガラス製造メーカーでした。1937年にアンカーキャップ社と合併しアンカーホッキング社となりました。 ファイヤーキングは、1941年に家庭で気軽に使用できる耐熱ガラスブランドとして生み出されました。熱による膨張や収縮が極めて少ないファイヤーキングは、当時、頑丈で使い勝手が良くオーブンでも使用することが出来るため、アメリカの食卓の定番アイテムとなりした。 今回仕入れた、Jade-ite(ジェダイ)はファイヤーキング開発当初から作られているシリーズです。翡翠色(ジェード・カラー)は当時アメリカで人気だった、中国の高級鉱石の翡翠(ひすい)色を模して造られたミルクガラス製食器です。 今回の FIRE KING は、ジェダイ・JANE RAY(ジェーンレイ)で美しいリブの入ったエンボス加工が施されたシリーズです。美しい翡翠色にシンプルなリブのデザインは、当時アメリカでも大変人気が高かったそうです。ファイヤーキングは、1977年までアメリカで製造されていました。 ジェーンレイには、『OVEN GLASS』と 『OVEN WARE』 の2種類があり、GLASS は初期製造の1945~51年、WAVE は1946~65年の製造だそうです。 今回、ファイヤーキングのカップ&ソーサーとミルクジャグの2種類のご紹介です。よろしければ是非ご覧ください。 ・U.S.A Vintage ・C&S サイズカップ:口径9.5cmx高さ6cm、ソーサー:直径15cmx高さ2cm
-
フランスのディネット ままごとカップ&ソーサーC kt2575-4
¥8,300
Porcelain de Parisままごとの白磁のコーヒーお茶会セットのカップ&ソーサーです。 Porcelain de Parisとはパリ焼きとも呼ばれ、1700年代中期より1800年代後期頃までパリ周辺にあった磁器窯の総称です。リモージュやセーブル窯の職人が独立や技術者として窯を持ち、アトリエを開いていたそうです。 白磁のものは高価だったため、ままごとの小さなカップやポットでも高貴な貴族の子供のものだったようです。 その作りはとても精工で、ポットなどは傾けても蓋が落ちないように回して開けるようになっていたり、シュガーポットは持ち手にマスカロン(Mascaron)(古代建築の仮面装)のレリーフも付いていたりと本格的です。 滑らかで透き通った白磁の美しさと手のひらサイズの小ささが愛らしくもどこか気品が感じられるdinetteです。 販売は個別です。 ・1800年代 France ・カップ:口径5.5×高さ5.6cm/ソーサー:口径9.8×高さ2.3cm
-
フランスのディネット ままごとカップ&ソーサーD kt2575-5
¥8,300
Porcelain de Parisままごとの白磁のコーヒーお茶会セットのカップ&ソーサーです。 Porcelain de Parisとはパリ焼きとも呼ばれ、1700年代中期より1800年代後期頃までパリ周辺にあった磁器窯の総称です。リモージュやセーブル窯の職人が独立や技術者として窯を持ち、アトリエを開いていたそうです。 白磁のものは高価だったため、ままごとの小さなカップやポットでも高貴な貴族の子供のものだったようです。 その作りはとても精工で、ポットなどは傾けても蓋が落ちないように回して開けるようになっていたり、シュガーポットは持ち手にマスカロン(Mascaron)(古代建築の仮面装)のレリーフも付いていたりと本格的です。 滑らかで透き通った白磁の美しさと手のひらサイズの小ささが愛らしくもどこか気品が感じられるdinetteです。 販売は個別です。 ・1800年代 France ・カップ:口径5.5×高さ5.6cm/ソーサー:口径9.8×高さ2.3cm
-
ブルーのブリュロ 刻印無し kt2715
¥8,800
ブリュロは特別な厚手のコーヒーカップです。本品は定番のブルーラインあしらったデザインです。刻印はありません。 フランス人がブリュロを飲むとき、新鮮なブラックコーヒーを注いだカップの上に専用スプーンを置き、その上に置かれた角砂糖にコニャックを注ぎ、点火し、短時間燃焼させます。好みによってさらに香り(レモンの皮、クローブ、シナモン、バニラなど)で味付けしたりもします。 ブリュロは19世紀の北フランスのカフェやビストロが発祥と言われています。肉厚のある陶器製でずっしり重いのが特徴。 寒さの厳しい北フランスの地のブリュロは、寒い冬の日に熱いコーヒーを冷まさず飲むために工夫されたモノと云われています。 カフェを出る時、最後にカップを逆さにして底のくぼみの所にコニャックやリキュールなどのお酒を注ぎ、クイッと飲んで体を温めてから帰るのが習わしだったそうです。 そのため底の部分は深くお椀型になっているのも特徴のひとつ。寒い地で体を温めるための知恵だったのでしょうね。 本品はミドルサイズのブリュロです。こちらのみ刻印がありません。 全般的に貫入や染み入っていて一番趣があります。 底部分のお椀は一番薄いタイプです。 ・France 19世紀 ・サイズ:口径6.9cmx高さ7.4cm