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J.B. CAPPELLEMANS Fountain(噴水)グリサイユ小皿 kt3177
¥6,200
SOLD OUT
J.B. CAPPELLEMANS AÎNÉ W.SMITH & CIE BRUXELLES ”FOUNTAIN” Fountain(噴水)は William Smith & Co社の馴染みの深いの図案のひとつです。生い茂る木々と咲き誇る花々の庭園、中心にヴィクトリアンスタイルの噴水とジャグを頭に乗せた女性、杖を持った男性の姿が描かれており、栄華を示す英国の繁栄を想わせる図案となっています。 描かれている建物は恐らくイギリス統治時代のインド(1858-1947)、マドラス(現チェンナイ)、カルカッタ(現コルカタ)、ボンベイ(現ムンバイ)などの風景やお城が描かれています。 おそらくインドのさまざまな風景が描かれたシリーズで、絵柄に必ず柳の木があり「ウィローシリーズ」と呼ばれることもあります。 本品にはどこにも刻印はありませんが、前回のプレートと同じ J.B. CAPPELLEMANS AÎNÉ JEMAPPES と思います。19世紀の作陶でこの頃インドは英国の植民地としてイギリス領インド帝国と呼ばれた時代でした。 J.B. CAPPELLEMANS AÎNÉ JEMAPPES 製陶工場は、1838年に Jean-Baptiste Cappellemans(ジャン・バティスト・カペルマンス) によってフランス国境に近いベルギーの南西、ワロン地方エノー州の町 Jemappes(ジュマップ)にて創業されました。その後以前より親交のあったイギリスのウィリアム・スミスと1847年に正式に提携、「J.B. Cappellemans, W. Smith, E. Willems et Cie」の名で運営されています。 英国陶器のベルギーでの製造販売を開始しました。W.スミスがどちらかというと英国のペーストの処方と装飾的なモチーフを持ち込んだため、装飾と形に顕著な英国の影響がありました。1862年にはロンドンで開催された万国博覧会にも出展しました。1870年に経営危機に陥り、ブリュッセルの銀行家ジャック・カッセルによって陶器工場は買収されブリュッセル(ハレ)に移転、その後1894年に工場は閉鎖されました。 <William Smith&Co> 1825年頃から1855年までイギリス北東部 ヨークシャーのストックトン・オン・ティーズにあった陶器工場。転写印刷技術を駆使して多岐にわたる陶器を制作し、ベルギー、オランダ、ドイツなどの大きな市場も持っていました。新しいパターンを積極的に導入し、その多くにタイトルやパターン番号が付けられています。多くの作品はベルギーの JB Cappellemans Ainé / W. Smith & Cie. がベルギーで製造した。 かなり古い陶器で細かな染みや貫入があります。ヒビやかけ、クラックなどはありません。 ・1847-1870’s Belgium ・サイズ:直径15cm×高さ2.9cm
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J.B. Cappellemans Jemappes CHATEAUトランスファー陶器グリサイユ平皿 お城の絵柄 kt3183
¥9,600
J.B. Cappellemans Jemappes CHATEAUトランスファー陶器 グリサイユの平皿 お城の絵柄 描かれている東洋的な建物たちは恐らくイギリス統治時代のインド(1858-1947)、マドラス(現チェンナイ)、カルカッタ(現コルカタ)、ボンベイ(現ムンバイ)などのさまざまな風景やお城が描かれているためと思います。 本品の刻印は、J.B.CAPPELLEMANS AÎNÉ JEMAPPES とありますがこれは1847-1870年の間に製造されたものになります。 J.B. CAPPELLEMANS AÎNÉ JEMAPPES 製陶工場は、1838年に Jean-Baptiste Cappellemans(ジャン・バティスト・カペルマンス) によってフランス国境に近いベルギーの南西、ワロン地方エノー州の町 Jemappes(ジュマップ)にて創業されました。その後以前より親交のあったイギリスのウィリアム・スミスと1847年に正式に提携、「J.B. Cappellemans, W. Smith, E. Willems et Cie」の名で運営されています。英国陶器のベルギーでの製造販売を開始しました。W.スミスがどちらかというと英国のペーストの処方と装飾的なモチーフを持ち込んだため、装飾と形に顕著な英国の影響がありました。1862年にはロンドンで開催された万国博覧会にも出展しました。1870年に経営危機に陥り、ブリュッセルの銀行家ジャック・カッセルによって陶器工場は買収されブリュッセル(ハレ)に移転、その後1894年に工場は閉鎖されました。 <William Smith&Co> 1825年頃から1855年までイギリス北東部 ヨークシャーのストックトン・オン・ティーズにあった陶器工場。転写印刷技術を駆使して多岐にわたる陶器を制作し、ベルギー、オランダ、ドイツなどの大きな市場も持っていました。新しいパターンを積極的に導入し、その多くにタイトルやパターン番号が付けられています。多くの作品はベルギーの JB Cappellemans Ainé / W. Smith & Cie. がベルギーで製造した。 ・Belgium 1847-1870’s ・サイズ:直径24cmx高さ2.8cm
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BOCH 平皿A ルイ16世model Belgium kt3180A
¥5,200
SOLD OUT
Décor Louis XVI ベルギーの古窯 BOCH Frères のルイ16世モデルのディナープレートです。 花飾りとアカンサス文様、新古典主義の時代のクラシックでシックな装飾です。青に少しグリーンを混ぜたような柔らかな花束で飾られた素敵なアンティーク陶器プレートです。 本品はボッホのルヴィエール工場で作られたプレートです。このシリーズは以前はケラミス工場で作られていました。1920年以降はルヴィエール工場が引き継いでいます。ケラミスでは1880年から1920年まで、ルヴィエール工場では1920年から1930年までの作陶と思います。 状態は非常に良好です。ひび割れや欠けがなく美しい釉薬のツヤが残っています。 ・Belgium 1920-30’s ・サイズ:直径24cmx高さ2.5cm
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BOCH 平皿B ルイ16世model Belgium kt3180B
¥5,200
SOLD OUT
Décor Louis XVI ベルギーの古窯 BOCH Frères のルイ16世モデルのディナープレートです。 花飾りとアカンサス文様、新古典主義の時代のクラシックでシックな装飾です。青に少しグリーンを混ぜたような柔らかな花束で飾られた素敵なアンティーク陶器プレートです。 本品はボッホのルヴィエール工場で作られたプレートです。このシリーズは以前はケラミス工場で作られていました。1920年以降はルヴィエール工場が引き継いでいます。ケラミスでは1880年から1920年まで、ルヴィエール工場では1920年から1930年までの作陶と思います。 状態は非常に良好です。ひび割れや欠けがなく美しい釉薬のツヤが残っています。 ・Belgium 1920-30’s ・サイズ:直径24cmx高さ2.5cm
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BOCH 平皿C ルイ16世model Belgium kt3180C
¥5,200
Décor Louis XVI ベルギーの古窯 BOCH Frères のルイ16世モデルのディナープレートです。 花飾りとアカンサス文様、新古典主義の時代のクラシックでシックな装飾です。青に少しグリーンを混ぜたような柔らかな花束で飾られた素敵なアンティーク陶器プレートです。 本品はボッホのルヴィエール工場で作られたプレートです。このシリーズは以前はケラミス工場で作られていました。1920年以降はルヴィエール工場が引き継いでいます。ケラミスでは1880年から1920年まで、ルヴィエール工場では1920年から1930年までの作陶と思います。 状態は非常に良好です。ひび割れや欠けがなく美しい釉薬のツヤが残っています。 ・Belgium 1920-30’s ・サイズ:直径24cmx高さ2.5cm
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FIRE KING 翡翠色のジェダイB オーバルの大皿 kt3191B
¥12,000
ヴィンテージファイヤーキングはヨーロッパでも大変人気があり、本品はベルギーの友人から送ってもらいました。 FIRE KING(ファイヤーキング)とは? ファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社(Anchor Hocking Company)の登録商標。 前身は1905年にオハイオ州ランカスターで創業した、ホッキンググラス社というガラス製造メーカーが発端のようです。その後1937年にアンカーキャップ社というガラス製造工場と合併しアンカーホッキング社となりました。 ファイヤーキングは、1941年に家庭で気軽に使用できる耐熱ガラスブランドとして生み出されました。熱による膨張や収縮が極めて少ないファイヤーキングは、当時、頑丈で使い勝手が良くオーブンでも使用することが出来るため、アメリカで大変便利に使われ食卓の定番アイテムとなりした。 今回仕入れた、Jade-ite(ジェダイ)はファイヤーキング開発当初から作られているシリーズです。翡翠色(ジェード・カラー)は当時アメリカで人気だった、中国の高級鉱石の翡翠(ひすい)色を模して造られたそうです。 今回の FIRE KING は、ジェダイ・JANE RAY(ジェーンレイ)でミルクガラスに美しいリブの入ったエンボス加工が施されたシリーズです。美しい翡翠色にシンプルなリブのデザインは、当時アメリカでも大変人気に高いものでした。ファイヤーキングは、1977年までアメリカで製造されていました。 ジェーンレイには、『OVEN GLASS』と 『OVEN WARE』 の2種類があり、『OVEN GLASS』は初期製造の1945~51年、『OVEN WARE』は1946~65年の製造だそうです。本品は『OVEN GLASS』の方になります。 本品はオーバル大皿のご紹介になります。 ・U.S.A Vintage ・サイズ:縦30.3cmx横23cmx高さ2.3cm
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ジアンの古いラヴィエ fleurette 小さな花B kt3166-B
¥11,000
fleurette、小さな花という名前のお皿、前菜を盛り付けるためのラヴィエです。 小さな花の縁取りがあまりにもかわいい、表面より側面のほうが好きというラヴィエやコンポートはよくあります。むしろ側面のデザインに惹かれて買い付けるような、、、 ちなみに表面には山査子のような梅のようなお花がちりばめられています。 19世紀、ジアンの名品です MEDAILLES D’OR FAIENCERIE DE GIEN DIPLOMES D’HONNEUR FLEURETTE 在庫は2枚ありますがどちらも貫入、染みなどが見られます。詳細はお写真にてご確認ください。 ・France 1875’s~ ・サイズ:横24cmx縦23.3cmx高さ2.8cm
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ジアンの古いラヴィエ fleurette 小さな花A kt3166-A
¥11,000
fleurette、小さな花という名前のお皿、前菜を盛り付けるためのラヴィエです。 小さな花の縁取りがあまりにもかわいい、表面より側面のほうが好きというラヴィエやコンポートはよくあります。むしろ側面のデザインに惹かれて買い付けるような、、、 ちなみに表面には山査子のような梅のようなお花がちりばめられています。 19世紀、ジアンの名品です MEDAILLES D’OR FAIENCERIE DE GIEN DIPLOMES D’HONNEUR FLEURETTE 在庫は2枚ありますがどちらも貫入、染みなどが見られます。詳細はお写真にてご確認ください。 ・France 1875’s~ ・サイズ:横24cmx縦23.3cmx高さ2.8cm
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Sarreguemines花リムアイボリー平皿C kt3068c
¥8,250
Sarreguemines 花リムアイボリー 平皿(ディナープレート) 直径25cmタイプ 花リムプレートはフランスを代表する最も美しいデザインのお皿。19世紀後半よりフランス各地の古窯が同様のデザインの陶器作品を作ってきました。その中でもサルグミンヌ窯は花リムの代表的な古窯と言えると思います。それは長年このデザインを作り続けている所以だと思います。 色といい、デザインといい、さり気ない古典的な装飾は色褪せることなく今も引き継がれています。 アイボリー色に柔らかな釉薬の艶感。素朴で温かみのある趣きは、むかしからどんな料理も引き立たててくれたことでしょう。 最近はなかなか状態の良い花リムプレートが入手困難になってきました。 本品はサルグミンヌ窯後期に制作されたものです。そのため染みや貫入、欠けも少なく全体的に良好な状態を保っています。個別の状態については、ONLINESHOP に詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。 ・France 1974’s~ ・サイズ : 直径25.1cm×高さ2.8cm
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Creil Montereau デュ・バリーの赤い花 デザートプレート kt3159
¥10,000
Creil et Montereau Labrador Servuce DUBARRY デュ・バリー夫人(1743-1793)といえばポンパドール夫人と共にルイ15世の公妾として有名です。そんな彼女の名前の付いたクレイユ&モントローのサービスです。 デュ・バリーは元は貧しい家に生まれた私生児だったそうです。当時はジャンヌという名前でした。若くて美しいジャンヌはデュ・バリー子爵に見初められ、後にルイ15世に見出され公妾となります。 その時ポンパドール夫人はすでに他界しており、ルイ15世はジャンヌの虜になって彼女を公妾としました。ルイ16世の時代のフランス革命の時、50歳になった彼女は王族のひとりとして革命派に処刑されてしまいました。デュ・バリー夫人は朗らかで愛嬌がある親しみやすい性格だったと言われています。 ルイ15世の時代のデザイン様式は、曲線を多用する繊細で優美、官能的な装飾が特徴。アカンサスの葉などがモチーフとして多く用いられ、フランス語で岩(貝殻)を意味するロカイユからロココ様式とも呼ばれます。 本品もまさに耽美なロココ様式がそのまま採用されています。草木の複雑な曲線とお花で飾られて小さなガーランドがたくさん飾られています。淡いピンク色もとても綺麗です。 こちらのデザートプレートは、元は白地でしたが貫入と染みで、セピア色になっておりよりアンティーク感を醸し出しています。欠けや割れクラックなどは殆ど見受けられません。 ・France 1989-1920’s ・デザートプレート サイズ:直径20.2cmx高さ2.3cm
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Pexonne JARDINIERE ラヴィエ B kt3160-2
¥12,000
JARDINIERE(ジャルディニエール )モデルとは、主に花器のことを言います。園芸家、庭師,植木屋などの意味もあるそうです。陶器でこの名前が使われている場合は総じてお花の散りばめられた模様のことのようです。 バラのようなツバキのような小さな可愛いらしい花があしらわれたラヴィエ。縁回りにお花とフルー・ド・リス(fleur-de-lis)の模様がデザインされています。淡いブルーの色彩がとてもやさしく感じられます。 裏面に僅かな刻印が見られます。”PEXONNE.F”とプリントされています。1900年代後期の Faiencerie FF ( Fenal Frères) PEXONNE の刻印です。 ペクソンヌ窯は1830年頃にロレーヌ地方でニコラス フェナルが作った陶器窯がもとになり、彼を継いだ兄弟が1850年代にF.F(Fenal Frères).PEXONNEとして創業しました。フェナル・フレールはバドンヴィレー窯の前身でもあります。 ・France 1900’s後期 ・サイズ:縦12cmx幅24.5cmx高さ3.8cm
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Pexonne JARDINIERE ラヴィエ A kt3160-1
¥12,000
JARDINIERE(ジャルディニエール )モデルとは、主に花器のことを言います。園芸家、庭師,植木屋などの意味もあるそうです。陶器でこの名前が使われている場合は総じてお花の散りばめられた模様のことのようです。 バラのようなツバキのような小さな可愛いらしい花があしらわれたラヴィエ。縁回りにお花とフルー・ド・リス(fleur-de-lis)の模様がデザインされています。淡いブルーの色彩がとてもやさしく感じられます。 裏面に僅かな刻印が見られます。”PEXONNE.F”とプリントされています。1900年代後期の Faiencerie FF ( Fenal Frères) PEXONNE の刻印です。 ペクソンヌ窯は1830年頃にロレーヌ地方でニコラス フェナルが作った陶器窯がもとになり、彼を継いだ兄弟が1850年代にF.F(Fenal Frères).PEXONNEとして創業しました。フェナル・フレールはバドンヴィレー窯の前身でもあります。 ・France 1900’s後期 ・サイズ:縦12cmx幅24.5cmx高さ3.8cm
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Digoin Sarreguemines 白磁スーププレート France kt3157-A
¥7,700
Digoin Sarreguemines 白磁スーププレート 1900年前期の白磁のスーププレート(深皿)です。 きめの細かな美しい白が特徴的で、表面は柔らかな無色の釉薬でとても滑らかに仕上がっています。 サイズは直径20cm、高さが4.5cmほどで、スープやサラダ、シチューやカレーなど様々なお料理に使えそうです。年代の割に状態は良好で、縁周辺などに僅かな欠けや貫入がありアンティーク感を醸し出しています。 本品は刻印より第一次世界大戦後にディゴワン窯で作陶されたものと思われます。 ・France 1920-50’s ・サイズ:直径20.5cmx高さ4.5cm
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Digoin Sarreguemines 白磁スーププレート France kt3157-B
¥7,700
Digoin Sarreguemines 白磁スーププレート 1900年前期の白磁のスーププレート(深皿)です。 きめの細かな美しい白が特徴的で、表面は柔らかな無色の釉薬でとても滑らかに仕上がっています。 サイズは直径20cm、高さが4.5cmほどで、スープやサラダ、シチューやカレーなど様々なお料理に使えそうです。年代の割に状態は良好で、縁周辺などに僅かな欠けや貫入がありアンティーク感を醸し出しています。 本品は刻印より第一次世界大戦後にディゴワン窯で作陶されたものと思われます。 ・France 1920-50’s ・サイズ:直径20.5cmx高さ4.5cm
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Rouen Jules Vieillard&Cie Bordeaux 深皿A kt3129A
¥8,400
こちらのお皿は “Rouen”(ルーアン)という名のついたシリーズです。ルーアンはフランス、ノルマンディ地方の街。ジャンヌ・ダルクゆかりの地として有名で、中世の古都であり、ルーアン大聖堂はゴシック建築の代表作として知られています。 本品のデザインの意図するところはわかりませんが、濃い青(藍色)に植物をモチーフにしたような非常に威厳のある装飾がとてもいい感じです。プレートの裏面には 筆記体で “JVB” と記されています。これは19世紀の Jules Vieillard&Cie Bordeaux の頭文字の刻印になります。 年代のわりに状態は良好ですが、縁回りの釉薬が剥がれて素地が露出している部分がございます。 J. Vieillard & Cie はボルドーのケ・ド・バカランにある陶器工場で、ジュール・ヴィエイヤールは1845年にデビッド・ジョンソンの所有していた陶器工場を引き継ぎました。1868年に亡くなるまでジュール・ヴィエイヤールが経営していました。1865年からは父と経営を分担していた息子のアルベールとシャルルが引き継ぎ、1895年に工場は閉鎖されました。 美しい物語のような絵柄は陶器というよりは絵画のようで、当時フランスで大変人気を博しました。たった50年間という短い期間に上質で美しい作品を残しました。その製作期間の短さと独特の個性的な作陶のため残存数が少なく、19世紀の貴重な陶器メーカーとされています。 1852年10月、ルイ・ナポレオン・ボナパルトがボルドーを訪れた際、工場見学を依頼した大統領からリボンとレジオンドヌール勲章を受けました。 ・France 1870-1880’s ・サイズ:直径22.5cmx高さ2.6cm
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Rouen Jules Vieillard&Cie Bordeaux 深皿B kt3129B
¥8,400
こちらのお皿は “Rouen”(ルーアン)という名のついたシリーズです。ルーアンはフランス、ノルマンディ地方の街。ジャンヌ・ダルクゆかりの地として有名で、中世の古都であり、ルーアン大聖堂はゴシック建築の代表作として知られています。 本品のデザインの意図するところはわかりませんが、濃い青(藍色)に植物をモチーフにしたような非常に威厳のある装飾がとてもいい感じです。プレートの裏面には 筆記体で “JVB” と記されています。これは19世紀の Jules Vieillard&Cie Bordeaux の頭文字の刻印になります。 年代のわりに状態は良好ですが、縁回りの釉薬が剥がれて素地が露出している部分がございます。詳細は写真でご確認ください。 J. Vieillard & Cie はボルドーのケ・ド・バカランにある陶器工場で、ジュール・ヴィエイヤールは1845年にデビッド・ジョンソンの所有していた陶器工場を引き継ぎました。1868年に亡くなるまでジュール・ヴィエイヤールが経営していました。1865年からは父と経営を分担していた息子のアルベールとシャルルが引き継ぎ、1895年に工場は閉鎖されました。 美しい物語のような絵柄は陶器というよりは絵画のようで、当時フランスで大変人気を博しました。たった50年間という短い期間に上質で美しい作品を残しました。その製作期間の短さと独特の個性的な作陶のため残存数が少なく、19世紀の貴重な陶器メーカーとされています。 1852年10月、ルイ・ナポレオン・ボナパルトがボルドーを訪れた際、工場見学を依頼した大統領からリボンとレジオンドヌール勲章を受けました。 ・France 1870-1880’s ・サイズ:直径22.5cmx高さ2.6cm
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ムスティエ BARBAROUX DE MOUSTIERS KT2927-1
¥16,500
こちらはムスティエ焼きの素朴で厚みのあるお皿。アイボリーホワイト地の釉薬の真ん中に可愛いお花が一輪、縁回りには黄身色のアクセントが施されています。 17世紀後半から19世紀初頭にかけてムスティエはフランス陶工の主要な中心地でした。南仏プロヴァンスにある町、ムスティエ・サント・マリーは17世紀からファイアンス焼の街として栄えます。 当初は緑と茶色の自然な色合いの釉をかけた陶器が作られていました。1668年にイタリアの修道士によって、ムスティエに白い釉(スズを含む)の作り方を秘伝されたと言われています。 ルイ14世(1643-1715)の時代、国の財政を救済するため金や銀の食器を溶かして財源にするよう王命が発せられ、それにより金銀器の代わりにムスティエの陶器が、ヨーロッパの宮廷界で最高の名声を得ることになりました。 しかし19世紀になると、英国から美しい白の陶磁器がフランスに流入、2世紀に渡るムスティエの陶器は衰退し、最後の炉は1873年に閉鎖されました。 その後、1920年頃からプロヴァンスではムスティエのファイアンス焼を復活させるため、再び陶器工房が復活しました。 1789年、ムスティエには11の工房があり、アシャール、バルバル、ベルビギエとフェロー、ボンディル父と息子、カンボンとアンテルミー、フェラ兄弟、フーク父と息子、ギシャール、ロージェとシェークス、ミル、ペロカンとベルジュ、ティオン、イカード、フェラルドなどの陶芸家いました。 本品の裏面には BARBAROUX DE MOUSTIERS の刻印がスタンプされています。マルグリット・フランソワーズ・バルバル工房のことと思われます。前回のジョゼフ・フーク(Joseph Fouque)と同時代の陶芸家でムスティエに陶器工房を設立しました。バルバル工房は1840年に閉鎖されました。 ・France 19世紀前期頃 ・サイズ:直径22cmx高さ2.8cm
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Creil et Montereau L.M.&Cie オーバル皿 kt3081
¥19,800
19世紀半ばごろのクレイユ&モントローのオーバル皿です。 モントロー窯は1748年創業のパリの南にある古窯。 当時から繊細な絵付け技術に定評があり、当時のパリのブルジョアたちにも人気を博した窯でした。 一方クレイユ窯はパリの北に1797年に設立された古窯で、英国のウェッジウッドのボーンチャイナを範としていました。 本品は、Lebeuf Millet&Cie(1840-1875)の時代の作陶品です。 L.M.&Cie は、銀行家だった Louis Martin Lebeuf ルイ・マルティン・ルブフ (1792-1854)と、Jean Baptiste Gratien Milliet ジャン・バティスト・グラティアン・ミリエット(1797-1875)のこと。二人は1841年にクレイユ製陶工場の共同経営者となりました。 合併後、Faïenceries de Creil et Montereau として、1876年まで Lebeuf, Milliet & Cie(L.M.&Cie)の刻印が使用されていました。しかし1895年のクレイユ工場の火災により操業は停止され、その後、1920年までモントロー工場のみで製造を続けていました。 サイズは長尺が39cmほどある大皿で、クレイユ窯独特の薄青の白色をしています。年代の割には状態は良好ですが、縁部分2ヶ所2cmほど釉薬の剥がれがあります。釉薬の取れたところから少しの貫入(染み)が見られます。 内側のカトラリースクラッチも少ないです。長尺の一辺に恐らく製造時にできたと思われる撓みがあります。 本来無いものでしょうが、この撓みが150年以上もむかしの時代を思わせる、ひとつの道標のように思われます。古いカトラリースクラッチの痕と同じですね。 ・France 1840-1876’s ・サイズ:縦38.8cmx横26.8cmx高さ3.5-4.0cm
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CREIL & MONTEREAU Societe Anonyme オーバル皿 kt3082
¥17,600
19世紀から20世紀初頭ごろのクレイユ&モントローのプレート。長尺が38cmほどの大きめのオーバル皿です。前回ご紹介したオーバル皿よりC&Mの次の世代に製造されたものになります。 本品はL.M.&Cie時代が終わった、Société Anonyme(1884-1920’s)の合同会社時代の作陶品です。 前回の続きになりますが、1841年から始まったルブフとミリエットによる共同経営は、1876年にルブフが亡くなり、その後クレイユ工場の元ディレクターであった、アンリ・フェリックス・バルリュエ(Henri Félix Barluet)に引き継がれました。その後のC&Mの作陶品には、B&Cie というブランドが刻印されるようになります。 1884年にバルリュエが亡くなると、会社は Faïenceries de Creil et Montereau の名で有限会社になります。その後、CREIL ET MONTEREAU と刻印されます。 1895年、クレイユ工場は火災により操業不能となり、1920年までモントロー工場のみで製造を続けていました。 本品は白色の地肌ですが前回のプレートよりは少し暖色系。しかしアイボリーほどではありません。表面に無数のカトラリースクラッチがあり、そこから貫入したであろう薄い染みが散見されます。ヒビ、割れ、欠などは見当たりません。 年代の割には状態は良好と思いますが、この古いカトラリースクラッチの痕を、100年以上前の古きよき時代の生活の記録と感じて頂ければ嬉しいです。 ・France 1884-1920’s ・サイズ:縦37.7cmx横25.7cmx高さ3.6cm
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山査子とリボンの平皿 Sarreguemines kt2977d
¥7,480
山査子の花とリボンの装飾、Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代、1900年前後の作陶。 terre de fer に薄めのブルーの転写プレートで、縁まわりはスカラップ状になっています。個体によって経年変化による僅かな染みや貫入が所々に見られますが、ヒビやクラックなどは無く大変良好な状態です。詳細は各ABCDのお写真でご確認ください。 直径21cmくらいの大きさです。デザートやディナー用の両方で使えそうなサイズ感もいいですね。料理を盛り付ける以外にケーキやスイーツ、フルーツ用にもいかがでしょうか。 Crataegus L’epine サンザシ科の棘。 サンザシ(山査子)の原産は元々は中国ですが、その後アジアからヨーロッパ、アメリカなどの北半球に分布しています。春には新緑とともに五つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブ種に分類され、古くから薬草として使用されていました。 ・France 1900年前後 ・サイズ:直径21.5cmx高さ2.3cm
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山査子とリボンの平皿 Sarreguemines kt2977c
¥7,480
山査子の花とリボンの装飾、Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代、1900年前後の作陶。 terre de fer に薄めのブルーの転写プレートで、縁まわりはスカラップ状になっています。個体によって経年変化による僅かな染みや貫入が所々に見られますが、ヒビやクラックなどは無く大変良好な状態です。詳細は各ABCDのお写真でご確認ください。 直径21cmくらいの大きさです。デザートやディナー用の両方で使えそうなサイズ感もいいですね。料理を盛り付ける以外にケーキやスイーツ、フルーツ用にもいかがでしょうか。 Crataegus L’epine サンザシ科の棘。 サンザシ(山査子)の原産は元々は中国ですが、その後アジアからヨーロッパ、アメリカなどの北半球に分布しています。春には新緑とともに五つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブ種に分類され、古くから薬草として使用されていました。 ・France 1900年前後 ・サイズ:直径21.5cmx高さ2.3cm
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山査子とリボンの平皿 Sarreguemines kt2977b
¥7,480
山査子の花とリボンの装飾、Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代、1900年前後の作陶。 terre de fer に薄めのブルーの転写プレートで、縁まわりはスカラップ状になっています。個体によって経年変化による僅かな染みや貫入が所々に見られますが、ヒビやクラックなどは無く大変良好な状態です。詳細は各ABCDのお写真でご確認ください。 直径21cmくらいの大きさです。デザートやディナー用の両方で使えそうなサイズ感もいいですね。料理を盛り付ける以外にケーキやスイーツ、フルーツ用にもいかがでしょうか。 Crataegus L’epine サンザシ科の棘。 サンザシ(山査子)の原産は元々は中国ですが、その後アジアからヨーロッパ、アメリカなどの北半球に分布しています。春には新緑とともに五つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブ種に分類され、古くから薬草として使用されていました。 ・France 1900年前後 ・サイズ:直径21.5cmx高さ2.3cm
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山査子とリボンの平皿 Sarreguemines kt2977a
¥7,480
山査子の花とリボンの装飾、Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代、1900年前後の作陶。 terre de fer に薄めのブルーの転写プレートで、縁まわりはスカラップ状になっています。個体によって経年変化による僅かな染みや貫入が所々に見られますが、ヒビやクラックなどは無く大変良好な状態です。詳細は各ABCDのお写真でご確認ください。 直径21cmくらいの大きさです。デザートやディナー用の両方で使えそうなサイズ感もいいですね。料理を盛り付ける以外にケーキやスイーツ、フルーツ用にもいかがでしょうか。 Crataegus L’epine サンザシ科の棘。 サンザシ(山査子)の原産は元々は中国ですが、その後アジアからヨーロッパ、アメリカなどの北半球に分布しています。春には新緑とともに五つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブ種に分類され、古くから薬草として使用されていました。 ・France 1900年前後 ・サイズ:直径21.5cmx高さ2.3cm
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フランス製白磁のシェル型ラヴィエ kt2706
¥13,200
少し大きめのフランスのシェルディッシュです。全長約20cmくらいあります。 センターにホタテ貝とお花のようなアカンサス文様のレリーフがシンメトリーに飾られています。 表面はブライト釉で光沢があり、程よい厚みと白磁の硬質な感じあります。 状態はほぼ良好ですが、小さな黒点のような染みがひとつと、おそらく製造時に出来たと思われる1.5cmほどのクラックがあります。漏れなどはありません。 底部の刻印はありませんが、Porcelaine de Paris という18世紀後期から20世紀初期に作られたフランス陶器と思われます。 お料理、ケーキ、お菓子などや小物や雑貨を入れたり飾ったり、白のシェルディッシュはいろんな場面で活躍する人気者です。 ・France 19世紀 ・サイズ:直径19.5cm×高さ5cm