


東京吉祥寺にて店長と店員のふたりで運営している小さな店です。
むかしから旅好きで、会社勤めの頃から仕事の休みが取れるとどこかを旅していました。
そんな中で出会う古いものに魅せられ2013年にアンティーク、ブロカントショップを開きました。
古いものが生まれ育んできた時代背景や風土を調べていくと、その物の存在価値や理由が見えてきたりします。そんなことを知るのがとても好きです。
何か気になるものがありましたら遠慮なくお声がけください。
Digoin&Sarreguemines cafe cup エンボスとオレンジのライン kt3075-B
¥4,620
SOLD OUT
少し厚手の陶器カップです。特に底面が厚く、通常のコーヒーカップとビストロカップの中間くらい。ハンドルはブリュロの典型的なデザインが使われています。 カップの表面には風に靡くカーテンのような美しいエンボス模様が施されています。少しセピアなオレンジラインのアクセントも素敵です。 その昔、パリの街角のカフェで使われていたようなカフェカップ。ソーサーはありません。 気さくな友人とのホームパーティーなどで、最後に飲むコーヒーや紅茶用のカップにいかがでしょう。 1920年から1950年頃のディゴワン窯で作られた厚手のアイアンストーン。 とてもチャーミングなフランスのシャビー シックなカップです。 ・France 1920-50’s ・サイズ:口径8cmx高さ5cm
Pelikan Bakelite ink ribbon case A Germany st0769-1
¥3,960
ペリカンのヴィンテージベークライト製ケース。久しぶりに入手しました。 もともとはタイプライターなどのインクリボンが入っていたケースです。 ケースは焦げ茶色のベークライトらしい樹脂製で、上面には艶消しゴールドの塗装にペリカンの登録商標が刻印されています。裏面には、Gunther Wagner Pelikan の文字が円状に刻まれています。 2点ありますが、内部のインクリボン巻が、Aはプラスティック製、Bはスチール製です。 本品Aはプラスティック製です。 蓋はねじ式になっており、きれいに開け閉めができます。小さくて大切なものをしまっておいてください。 ペリカンの創業は1838年、ドイツのハノーファーで化学者のカール・ホーネマン(Carl Hornemann1811-1896) が絵具とインクの工場を設立したのが起源。当初はペリカンという名前ではなく創業者の名前がそのまま会社名になっていました。 1863年、優秀な科学者であったギュンター・ワーグナー(Gunther Wagner 1842-1930)が工場長に昇進。1871年には会社経営を引き継ぎます。1878年にワーグナー家の家紋のペリカンのロゴをはじめて使用し、4羽の雛を持つペリカンは、ドイツで最も古い商標登録の1つとなりました。 創業者はカール・ホーネマン、ペリカンブランドの創始者はギュンター・ワーグナーとなります。 その後、1929年初のペリカン万年筆が誕生します。 ペリカンのマークは雛の数によって年代がわかります。1873年~3羽、1878年~4羽、1922年~4羽、1937年~2羽、2020年~1羽。 商標のモチーフとなったペリカンの親子は、ヨーロッパでは古来より親子愛の象徴とされており、親ペリカンの母性愛といつか巣立って行く雛に対する愛情物語を、すべて1つのマークに込めて伝えているそうです。 ・Germany Vintage(年代不詳) ・サイズ:直径6.3cmx高さ3cm
リア王のリトグラフの入った小さな金彩の額 st0761
¥6,820
はがきサイズのリア王のリトグラフが入った木製額縁。 木製枠に石膏を塗りその上から金彩が施されています。 額は一部金彩が取れていたりしますが、フレームはとても繊細で美しいです。 表面はガラスが付いていて、背面は古い台紙が貼られています。金物は当時の物です。 リトグラフの下部に、könig Lear と書かれているのがわかります。könig はドイツ語ですのでドイツ製と思われます。 「リア王」はシェイクスピアの戯曲で1605年から1606年頃初演。シェイクスピア四大悲劇のひとつ。 本品は第4幕の7番、フランス王に嫁ぎ王妃となった3女コーディリアが、ブリテン国と闘うフランス軍と共に祖国の地に来た時、姉たちによって国から追い出され彷徨う老父リアと再会する場面。 ・Germany 19世紀 ・サイズ:16cmx11.8cm
Montereau オクトゴナル アイボリーLE LEU ディナープレート kt3069-B
¥29,700
SOLD OUT
フランスのモントロー窯、DELVAUX(デルヴォー) 監修による “LE LEU” の紋章の入ったアイボリーオクトゴナルの平皿です。 “DELVAUX Paris” は、1880年にパリのロワイヤル通りに開業した一流の美術ギャラリーで、1970年まで世界中の美術品を取り扱っていました。 他にもセーヴル、クレイユ、ショワジー、ジアンなどフランスを代表する陶磁器の窯元、バカラガラス工房、クリストフル銀器などや、またアルバート・ダムマウスやジャン・サラ、チャールズ・シュナイダーといったアールヌーヴォーやアールデコの芸術家の作品などありました。 DELVAUX Paris で取り扱われたアイテムには、裏面に必ずその証明としてお店のサインとアドレス “Delvaux 18 rue Royale Paris” が署名されました。 “LE LEU” は、人の名前で、パリ、イル・ド・フランス出身の家族の紋章のようで、17世紀前後(1696-1710)のルイ14世の武将のひとりとして登場しています。ピエール・ル・リューはルイ14世の下でワインの製造のオーナーとしても実在していました。 フランスの古いレストランの名前(現在実存していません)で、ピエールがワイン製造に携わっていたことから、その後家族によってパリで開いたレストランだったのではないかと思われます。ただ上記に関係するかどうかはわかりません。 本品の刻印は、恐らくデルヴォーがオーナーから制作依頼を受け、モントローに特注で作らせたものと思われます。 プレート上部に印された “LE LEU” の古めかしいフォントのデザインと色がとても気に入っています。 ものによって状態に違いがあります。欠け染み貫入などもございますが、ヒビやクラックなどはありません。詳細写真はオンラインショップにてご確認ください。 ・France 1920’s ・サイズ:直径25.5cm(max)x高さ2.3cm
Montereau オクトゴナル アイボリーLE LEU ディナープレート kt3069-C
¥29,700
SOLD OUT
フランスのモントロー窯、DELVAUX(デルヴォー) 監修による “LE LEU” の紋章の入ったアイボリーオクトゴナルの平皿です。 “DELVAUX Paris” は、1880年にパリのロワイヤル通りに開業した一流の美術ギャラリーで、1970年まで世界中の美術品を取り扱っていました。 他にもセーヴル、クレイユ、ショワジー、ジアンなどフランスを代表する陶磁器の窯元、バカラガラス工房、クリストフル銀器などや、またアルバート・ダムマウスやジャン・サラ、チャールズ・シュナイダーといったアールヌーヴォーやアールデコの芸術家の作品などありました。 DELVAUX Paris で取り扱われたアイテムには、裏面に必ずその証明としてお店のサインとアドレス “Delvaux 18 rue Royale Paris” が署名されました。 “LE LEU” は、人の名前で、パリ、イル・ド・フランス出身の家族の紋章のようで、17世紀前後(1696-1710)のルイ14世の武将のひとりとして登場しています。ピエール・ル・リューはルイ14世の下でワインの製造のオーナーとしても実在していました。 フランスの古いレストランの名前(現在実存していません)で、ピエールがワイン製造に携わっていたことから、その後家族によってパリで開いたレストランだったのではないかと思われます。ただ上記に関係するかどうかはわかりません。 本品の刻印は、恐らくデルヴォーがオーナーから制作依頼を受け、モントローに特注で作らせたものと思われます。 プレート上部に印された “LE LEU” の古めかしいフォントのデザインと色がとても気に入っています。 ものによって状態に違いがあります。欠け染み貫入などもございますが、ヒビやクラックなどはありません。詳細写真はオンラインショップにてご確認ください。 ・France 1920’s ・サイズ:直径25.5cm(max)x高さ2.3cm
Sarreguemines オクトゴナルアイボリー平皿 中 kt3072-1
¥19,800
SOLD OUT
パールドットで飾られたサルグミンヌのオクトゴナル。こちらはアイボリー色のものになります。 オクトゴナルのデザインはフランスでは1800年前後から作られ始め、その後は色んな古窯で制作されています。 この独特な八角形のフォルムは元は古い中国から伝わったもので、唐の時代には存在していました。 当初、ヨーロッパに中国陶磁器が伝わったのは15世紀頃のようです。ベネチア商人たちによって伝わりました。その後、17世紀の初め、東インド会社が設立されると多くの中国、および日本の陶磁器がヨーロッパにやってくるようになりました。オクトゴナルデザインもこの時代に伝わったものと思われます。 フランスに伝わったオクトゴナル陶器は、歳と共により洗練された美しいデザインに発展していきました。その完成された独自の美しいデザインは、19世紀から現代にいたるまで陶工職人たちによって引き継がれたもので、決して模倣ではないと思います。そしてその伝統は現代に残る貴重な遺産だと思います。 今回買付けたオクトゴナルは1900年前半に、ディゴワン&サルグミンヌで作陶されたものになります。 傷、染み、貫入、欠けなどもあります。詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。 ・France 1920-50’s ・サイズ 平皿(中):直径max24cmx高さ2.5cm
Sarreguemines花リムアイボリー平皿A kt3068a
¥8,250
Sarreguemines 花リムアイボリー 平皿(ディナープレート) 直径25cmタイプ 花リムプレートはフランスを代表する最も美しいデザインのお皿。19世紀後半よりフランス各地の古窯が同様のデザインの陶器作品を作ってきました。その中でもサルグミンヌ窯は花リムの代表的な古窯と言えると思います。それは長年このデザインを作り続けている所以だと思います。 色といい、デザインといい、さり気ない古典的な装飾は色褪せることなく今も引き継がれています。 アイボリー色に柔らかな釉薬の艶感。素朴で温かみのある趣きは、むかしからどんな料理も引き立たててくれたことでしょう。 最近はなかなか状態の良い花リムプレートが入手困難になってきました。 本品はサルグミンヌ窯後期に制作されたものです。そのため染みや貫入、欠けも少なく全体的に良好な状態を保っています。詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。 ・France 1974’s~ ・サイズ : 直径25.1cm×高さ2.8cm
Sarreguemines花リムアイボリー平皿C kt3068c
¥8,250
Sarreguemines 花リムアイボリー 平皿(ディナープレート) 直径25cmタイプ 花リムプレートはフランスを代表する最も美しいデザインのお皿。19世紀後半よりフランス各地の古窯が同様のデザインの陶器作品を作ってきました。その中でもサルグミンヌ窯は花リムの代表的な古窯と言えると思います。それは長年このデザインを作り続けている所以だと思います。 色といい、デザインといい、さり気ない古典的な装飾は色褪せることなく今も引き継がれています。 アイボリー色に柔らかな釉薬の艶感。素朴で温かみのある趣きは、むかしからどんな料理も引き立たててくれたことでしょう。 最近はなかなか状態の良い花リムプレートが入手困難になってきました。 本品はサルグミンヌ窯後期に制作されたものです。そのため染みや貫入、欠けも少なく全体的に良好な状態を保っています。個別の状態については、ONLINESHOP に詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。 ・France 1974’s~ ・サイズ : 直径25.1cm×高さ2.8cm
Sarreguemines花リムアイボリー平皿D kt3068d
¥8,250
Sarreguemines 花リムアイボリー 平皿(ディナープレート) 直径25cmタイプ 花リムプレートはフランスを代表する最も美しいデザインのお皿。19世紀後半よりフランス各地の古窯が同様のデザインの陶器作品を作ってきました。その中でもサルグミンヌ窯は花リムの代表的な古窯と言えると思います。それは長年このデザインを作り続けている所以だと思います。 色といい、デザインといい、さり気ない古典的な装飾は色褪せることなく今も引き継がれています。 アイボリー色に柔らかな釉薬の艶感。素朴で温かみのある趣きは、むかしからどんな料理も引き立たててくれたことでしょう。 最近はなかなか状態の良い花リムプレートが入手困難になってきました。 本品はサルグミンヌ窯後期に制作されたものです。そのため染みや貫入、欠けも少なく全体的に良好な状態を保っています。詳細写真を掲載いたしましたのでそちらよりご確認ください。 ・France 1974’s~ ・サイズ : 直径25.1cm×高さ2.8cm
赤い琺瑯キャニスター SUCRE Belgium kt3011-1
¥8,250
SOLD OUT
ベルギー製琺瑯キャニスター "SUCRE"(砂糖) こちらのキャニスターはフォントと赤(えんじ色)のツートーンが気に入って買い付けました。太字のゴシック文字がとても可愛いです。 底面には、EXTRA-DUR ST-SERVAIS BELGIQUE の刻印があります。 EXTRA-DUR は会社の名前(もとは1800年代、ヨーロッパ産業革命期の石灰やセメントなどの工場の後身と思います)、ST-SERVAIS(サン・セルヴェ)はベルギー中部、ナミュール近郊、首都ブリュッセルの南に位置する町の名前です。 サン・セルヴェは、19世紀にエナメル製品の成形する大規模な工場が設立されました。この工場では、主に家庭用品や衛生陶器、特に病院部門向けに、プレス加工やエナメル加工された板金で作られたさまざまな調理器具を製造しました。第二次世界大戦後、エナメル板金はアルミニウムとステンレス鋼に取って代わられ、ビジネスは衰退しました。サン・セルヴェ工場は1956年に閉鎖されました。 琺瑯のほころびや傷、欠けなどがあります。内部も琺瑯ホワイト色です。琺瑯の状態はFARINE 比べると琺瑯のほころびや傷が多めです。特に蓋の琺瑯の剥がれが目につきます。本体の株にも大きな琺瑯のほころびがあります。詳細は写真をご確認ください。 ・Belgium 1900’s前期 ・サイズ ・SUCRE:底径12cmx高さ19cm(蓋の一番高い所まで)
ピューター蓋付きジャグ大 ot1965-4
¥5,500
ジャグは取っ手の付いた飲料用タンク全般のことですが、ジャグ、ピッチャー、ボトルなど、色々な言い方があるようです。 蓋付きの物は主に保存も兼ねたもので、オイルボトル的な用途も多いようです。大きなサイズのものだとビアジャグとしても使われていたようです。 ピューターとは錫を主成分とする合金のことで、18世紀頃からヨーロッパの食器として使われるようになりました。20世紀には安価で錆びにくく、軽量、頑丈で熱に強いアルミ材に置き換わっていきました。しかし手工芸による加工に適していることや、懐古調趣味でスズも錫箔や銀紙を含む食器材料として現在でも一定の需要があります。 本品は生産国はオランダかフランスの物と思います。 底面に90%の刻印があります。錫90%の意味かと思います。 ・France or Holland 1900’s前期 ・サイズ:胴幅6.5cmx高さ13.7cm
洗礼式Baptêmeのツバメの紙箱 bt0612
¥6,380
ツバメのイラストがかわいいフランスの洗礼式Baptêmeのお祝いの紙箱です。 フランスではカトリック信者が多く、新生児から3歳ごろまでにこの洗礼式Baptêmeを行うのだそうです。その時の参列者にアーモンドをお砂糖でコーティングしたドラジェなどのお菓子を入れて差し上げるために使われた紙箱です。 3羽のツバメが街の空を飛び、Baptêmeの文字と共に健康と幸せを祈ってお祝いしています。 イラストはプリントで、あとから少し色を乗せているヶ所もみられます。箱の中の紙レースは汚れがありますが、取り外せるのでサテンのような布を敷いても良いかもしれません。 状態も良いので、お菓子屋さんのショウケースの片隅に飾って頂いたり、また、お気に入りのコーナーにいつでも眺められるように置いて頂いても。 ・France 年代不詳 ・サイズ 13.8cm×13.8cm×高さ3cm
BOCH ボウル 緑のツートーン 中 kt3041
¥7,700
SOLD OUT
BOCH のカフェオレボウル 緑のツートーン ビリヤードのボールのようなレトロな緑のツートーンがとてもかわいい。 赤のツートーンと並べてお店に飾って置いていますが、見ているだけで楽しいです。 底面には、BOCH ラ・ルヴィエール製陶工場の刻印があります。1963年の製造。 状態は良好ですが高台部分と内部底部分に貫入と染みはあります。割れや欠け、ヒビなどはありません。 ・Belgium 1963’s ・サイズ:(中)直径11.5cmx高さ7.4cm
Michel Caugant 鹿(大) kt3007
¥33,000
Michel Caugant 鹿のテリーヌ(大) ミシェル・コーガンは、ブルターニュ地方のロスポルデンという町のフランス人パテ職人の息子でした。1927年に父親のローラン・コーガンは地元で “Caugant” というデリカテッセンを開業しました。ジビエで作られたパテは街の評判となります。ミシェルは1933年にそこで生まれました。 ミシェルは10代の頃よりお父さんの手伝いをするようになり、1950年頃よりパテを入れる容器として、テリーヌポットを制作するようになりました。リアルに表現されたジビエの動物たちをモチーフとした様々な動物たちは、精巧な中にも可愛らしい表情をしており、Michel Caugant のコレクションは、テリーヌポットコレクターの間で大変人気となりました。 フランスではテリーヌコレクターの間で、その年に誰が最も洗練されたアイテムを持っているかを決める大会まであるそうです。おもしろいですね。ポットの裏面には通常、Michel Caugant のサインと「ひとつひとつ手作業で作られています」といった文言が入っていますが、本品のみ未記載です。ブルターニュを愛し、町のみんなから愛されたミシェルは、2021年88歳でこの世を去りました。 ・サイズ:全長25cmx高さ22.3cm
Michel Caugant ホワイトグレイのにわとりのテリーヌ(大) kt3004
¥26,400
Michel Caugant ホワイトグレイのにわとりのテリーヌ(大) ミシェル・コーガンは、ブルターニュ地方のロスポルデンという町のフランス人パテ職人の息子でした。1927年に父親のローラン・コーガンは地元で “Caugant” というデリカテッセンを開業しました。ジビエで作られたパテは街の評判となります。ミシェルは1933年にそこで生まれました。 ミシェルは10代の頃よりお父さんの手伝いをするようになり、1950年頃よりパテを入れる容器として、テリーヌポットを制作するようになりました。リアルに表現されたジビエの動物たちをモチーフとした様々な動物たちは、精巧な中にも可愛らしい表情をしており、Michel Caugant のコレクションは、テリーヌポットコレクターの間で大変人気となりました。 フランスではテリーヌコレクターの間で、その年に誰が最も洗練されたアイテムを持っているかを決める大会まであるそうです。おもしろいですね。ポットの裏面には、Michel Caugant のサインと「ひとつひとつ手作業で作られています」といった文言が入っています。ブルターニュを愛し、町のみんなから愛されたミシェルは、2021年88歳でこの世を去りました。 本品はトサカとくちばし部分に欠けがございます。詳細はお写真をご覧ください。 ・サイズ:全長17.3cmx高さ17cm
Michel Caugant 茶色のにわとりのテリーヌ(大) kt3005
¥26,400
Michel Caugant 茶色のにわとりのテリーヌ(大) ミシェル・コーガンは、ブルターニュ地方のロスポルデンという町のフランス人パテ職人の息子でした。1927年に父親のローラン・コーガンは地元で “Caugant” というデリカテッセンを開業しました。ジビエで作られたパテは街の評判となります。ミシェルは1933年にそこで生まれました。 ミシェルは10代の頃よりお父さんの手伝いをするようになり、1950年頃よりパテを入れる容器として、テリーヌポットを制作するようになりました。リアルに表現されたジビエの動物たちをモチーフとした様々な動物たちは、精巧な中にも可愛らしい表情をしており、Michel Caugant のコレクションは、テリーヌポットコレクターの間で大変人気となりました。 フランスではテリーヌコレクターの間で、その年に誰が最も洗練されたアイテムを持っているかを決める大会まであるそうです。おもしろいですね。ポットの裏面には、Michel Caugant のサインと「ひとつひとつ手作業で作られています」といった文言が入っています。ブルターニュを愛し、町のみんなから愛されたミシェルは、2021年88歳でこの世を去りました。 ・サイズ:全長17.3cmx高さ17cm
Michel Caugant 耳垂れウサギのテリーヌ(大) kt3006
¥28,600
Michel Caugant 耳垂れウサギのテリーヌ(大) ミシェル・コーガンは、ブルターニュ地方のロスポルデンという町のフランス人パテ職人の息子でした。1927年に父親のローラン・コーガンは地元で “Caugant” というデリカテッセンを開業しました。ジビエで作られたパテは街の評判となります。ミシェルは1933年にそこで生まれました。 ミシェルは10代の頃よりお父さんの手伝いをするようになり、1950年頃よりパテを入れる容器として、テリーヌポットを制作するようになりました。リアルに表現されたジビエの動物たちをモチーフとした様々な動物たちは、精巧な中にも可愛らしい表情をしており、Michel Caugant のコレクションは、テリーヌポットコレクターの間で大変人気となりました。 フランスではテリーヌコレクターの間で、その年に誰が最も洗練されたアイテムを持っているかを決める大会まであるそうです。おもしろいですね。ポットの裏面には通常、Michel Caugant のサインと「ひとつひとつ手作業で作られています」といった文言が入っていますが、本品のみ未記載です。ブルターニュを愛し、町のみんなから愛されたミシェルは、2021年88歳でこの世を去りました。 ・サイズ:全長24cmx高さ13.5cm
マグリット・ド・ヴァロワの肖像画 st0753
¥8,800
19 世紀の肖像画で、フランスのマルグリット・ド・ヴァロワ・アングレーム (1553-1615) のリトグラフ。 マルグリット・ド・ヴァロワは、フランス、ブルボン朝初代国王アンリ4世(在位:1589-1610年)の最初の妻として、フランス王妃、ナバラ王妃として知られる。アレクサンドル・デュマ・ペールの歴史小説『王妃マルゴ(ラ・レーヌ・マルゴ)』としても一般に知られているフランスの王妃で、マルゴ王妃とも呼ばれている。 肖像画下の作者のサイン Lith de Delpech(1778-1825)は、フランソワ・セラファン・デルペック(François-Séraphin Delpech)のことで、フランスの石版画家で当時の歴史上の人物の肖像画を多く残したことで有名です。 背板は古い厚紙、表面はガラスでサンドイッチされ、四辺を古い赤色の製本テープのようなもので額装されています。 ・France 1810 – 1830 ・サイズ:21.5cmx15cm
琺瑯製水切り ホワイト楕円形 kt2872
¥5,940
SOLD OUT
ホワイト地にブルーリムの水切り。使用用途は不明ですがハンディータイプのコランダーです。 形に特徴があり、小さなハンドルが付いています。底部分には小さな穴が無数に空いており、素材の水切りに使用する調理道具のようです。 デンマーク製。 ・ホワイト水切り:全長16.5cm
琺瑯製漏斗(ジョウゴ) Funnelミッドナイトブルー kt3010
¥6,600
ブルーの琺瑯はいつも探しているアイテムのひとつです。 青色も様々ですが、私の好きなのは青より碧、あるいは藍、深みのある濃い目のアオイロが好きです。 琺瑯の艶光りしたアオイロは本当に美しいと思います。 こちらは、ファンネル漏斗(ジョウゴ) のご紹介です。内部はホワイト色です。琺瑯のほころびもあります。年代は1950年代くらい。 肝心の表面のアオイロはきれいに残り、光沢も健在です。 ・ファンネル:直径11cmx高さ14cm
Creil et Montereau Flora Lichen のボウル kt2974
¥26,400
SOLD OUT
クレイユ窯の古いボウルです。口径が18cmくらいで形も高台が高く、少し変わった形状をしています。 Flora Lichen と呼ばれるシリーズで、非常にめずらしい一品です。 Flora Lichen(ライケン)は、真菌類と藻類などが永続的に共生関係にある複合生物のことをいいます。ヤドリギなどは代表的な共生植物です。 器に描かれている絵柄は、なにかと共生している植物同士の絵に見えます。非常におもしろい題材です。縁の部分に金彩が3ヶ所ほど施されています。 裏の刻印は、Porcelaine Tendre L.M.&Cie Porcelaine Tendre は、ボーンチャイナのこと。通常はカオリンを含まない長石の柔らかい磁器の総称として使用されます。人工ボーンチャイナは、それにフラックスとしてフリットを組み込んでいます。ヴァンセンヌ磁器、シャンティイ、ルーアン、ベルギーのトゥルネーはこのカテゴリーに属し、一般的にフランス磁器はこちらに分類されています。 L.M.&Cie は Lebeuf 、Millet のことで、ルイ・マルタン・ルブフ(Louis Martin Lebeuf)1792-1854年と、ジャン・バティスト・グラティアン・ミリエット(Jean Baptiste Gratien Milliet)1797-1875年は、1841年にクレイユ製陶工場の共同経営者となりました。 合併後、Faïenceries de Creil et Montereau として、1876年まで Lebeuf, Milliet & Cie(L.M.&Cie)の刻印が使用されました。しかし1895年のクレイユ工場の火災により操業は停止され、その後は、1920年までモントロー工場のみで製造を続けていました。本品はクレイユ窯のものです。 ・France 1840-1876 ・サイズ:直径17.5cmx高さ9.2cm
Sarreguemines サキソニー柄ディナープレートB kt2988b
¥8,250
SOLD OUT
サキソニー柄のディナー用平皿 サキソニー柄と言えば、デンマークのロイヤルコペンハーゲンの『ブルーフルーテッドシリーズ』が有名ですが、これは元々ロイヤルコペンハーゲンが、1775年創業当初より採用し続けている最も古いパターンのひとつだからです。 ヨーロッパではこのデザインのことをよく COPENHAGUE(コペンハーグ)と呼びます。デザイン自体は古い中国から伝来したものと云われています。それ以来、今日まで多くのヨーロッパの陶器メーカーがこの美しいデザインを採用しています。 本品はフランスの古窯、サルグミンヌ窯のもので、刻印)から19世紀後期の作陶と思われます。 サキソニーはSaxony(Sax)、ドイツのザクセン地方の地名で、昔その地で染められた染料の青をサックスブルー(サクソンの青)といったのが語源だそうです。 フルーテッドは「縦縞の貝殻」とか「花麦藁」を意味します。 このシリーズで特筆すべきは、リブ状のフルーテッドの美しさです。手指が滑らないための工夫とも言われています。100年以上むかしの青色、ノスタルジックなデザインも素敵ですね。 染みや貫入もなく状態はどれも良好です。表面に僅かなカトラリースクラッチがありますが、殆ど気にならないと思います。 ・France 1845-1900’s ・サイズ:直径24.2cmx高さ2.7cm
St.Amand ルイ16世 ディナープレート 大皿 kt2990
¥8,800
最後の写真は、ディナープレートととの比較のために撮りました。左が大皿になります。
山査子とリボンの平皿 Sarreguemines kt2977d
¥7,480
山査子の花とリボンの装飾、Utzschneider&Cie(U&C) Sarreguemines の時代、1900年前後の作陶。 terre de fer に薄めのブルーの転写プレートで、縁まわりはスカラップ状になっています。個体によって経年変化による僅かな染みや貫入が所々に見られますが、ヒビやクラックなどは無く大変良好な状態です。詳細は各ABCDのお写真でご確認ください。 直径21cmくらいの大きさです。デザートやディナー用の両方で使えそうなサイズ感もいいですね。料理を盛り付ける以外にケーキやスイーツ、フルーツ用にもいかがでしょうか。 Crataegus L’epine サンザシ科の棘。 サンザシ(山査子)の原産は元々は中国ですが、その後アジアからヨーロッパ、アメリカなどの北半球に分布しています。春には新緑とともに五つの花弁を持つ白い花を咲かせます。ヨーロッパではハーブ種に分類され、古くから薬草として使用されていました。 ・France 1900年前後 ・サイズ:直径21.5cmx高さ2.3cm
Tsubame Märkt ツバメ・マルクト
Tokyo Kichijoji
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-26
open:11時30分~19時
close:水曜日(その他臨時休業あり)
ヨーロッパアンティークとオリジナル雑貨を販売しています。