東京吉祥寺にて店長と店員のふたりで運営している小さな店です。
むかしから旅好きで、会社勤めの頃から仕事の休みが取れるとどこかを旅していました。
そんな中で出会う古いものに魅せられ2013年にアンティーク、ブロカントショップを開きました。
古いものが生まれ育んできた時代背景や風土を調べていくと、その物の存在価値や理由が見えてきたりします。そんなことを知るのがとても好きです。
何か気になるものがありましたら遠慮なくお声がけください。
information
2024年4月よりオンラインショップリニューアルいたしました。皆様のご利用お待ち申し上げます。
表示金額はすべて税込価格です。
モントローのTalking Plate Historical plate D kt2667d
¥7,700
D:La Distraction(気晴らし)日常生活 ごはんを食べさているお母さんと小さな女の子、そして寄り添う男性の絵 Medaille d’or 1834 Porcelaine opaque Louis Lebeuf MONTEREAU プレートの裏に、Louis Lebeuf MONTEREAU(ルイ・ルブフ・モントロー)と刻印されています。ルブフは1840年〜54年までクレイユ&モントローのディレクターを務めました。 こちらは、”Talking Plate” あるいは、”Historical plate” と言われる19世紀のトランスファーウェア(転写)による飾りプレートです。 題材は様々でその当時の日常生活であったり、小説から引用された場面、ユーモア、イベント、場所(建築物)、または歴史上の有名人とその業績を示すものだったりします。 本品は19世紀初頭の青春の挫折や勇壮な情景、庭で採れた果物の試食、施しなどの日常生活の場面を物語る歴史的プレート。 ・France 1840-1854年 ・サイズ:直径20.5cmx高さ2.1cm
フランス製白磁のシェル型ラヴィエ kt2706
¥13,200
少し大きめのフランスのシェルディッシュです。全長約20cmくらいあります。 センターにホタテ貝とお花のようなアカンサス文様のレリーフがシンメトリーに飾られています。 表面はブライト釉で光沢があり、程よい厚みと白磁の硬質な感じあります。 状態はほぼ良好ですが、小さな黒点のような染みがひとつと、おそらく製造時に出来たと思われる1.5cmほどのクラックがあります。漏れなどはありません。 底部の刻印はありませんが、Porcelaine de Paris という18世紀後期から20世紀初期に作られたフランス陶器と思われます。 お料理、ケーキ、お菓子などや小物や雑貨を入れたり飾ったり、白のシェルディッシュはいろんな場面で活躍する人気者です。 ・France 19世紀 ・サイズ:直径19.5cm×高さ5cm
CUEL A PARIS コンフィチュールポット kt2731
¥13,200
フランスで19世紀に使われていた古いコンフィチュールポット(ジャム瓶)です。 正面には、Rue Royale St.Honoré,22 a Paris “CUEL” A PARIS と書かれています。その名の由来は、「ロイヤル・サントノレ・ホテル(HÔTEL ROYAL SAINT HONORÉ)」のレストラン&バー「Le Sa​​int Ô(ル サン Ô)」からきています。221, rue Saint-Honoré という住所にちなんで名付けられました。 パリ中心部、ルーヴル宮とヴァンドーム広場とチュイルリー公園から目と鼻の先という理想的な場所に位置する、明るく風通しの良い空間にあるレストラン “Le Sa​​int Ô” は古くは “Café 221” とも呼ばれていたそうです。本品はおそらくこのレストランで使われていたのでしょう。 また、サントノレ(saint-Honoré)は通りの名前ですが、フランスの伝統菓子の名前にもなっています。サクサクのパイ生地にカラメルのかかったシュークリームで1840年頃のパリの菓子職人シブーストがパリのサントノレ通りにあったお店で考案しました。 “CUEL” は、「cuillère(キュイエール)」から由来して作られた造語です。 フランス語で「スプーン(すくう)」とか「女性」という意味があるそうです。 正面にヒビが入っています。陶器に非常に厚みがあるため問題はなさそうです。詳しくは写真にてご確認ください。 ・France 19世紀後期 ・サイズ:直径9cm×高さ11.3cm
北欧スウェーデン製グスタフスベリの塩瓶 kt2814
¥25,300
グスタフスベリ (Gustavsberg) は、1825年創業のスウェーデンの陶磁器メーカー。 1990年代に会社は一度解散しています。多くの部門は他企業に買収されましたが、職人たちは現在でもグスタフベリの伝統に則って陶磁器の製造を続けています。 ストックホルム郡ヴァルムド市内にグスタフスベリはあります。そこにスウェーデンを代表する陶磁器工場が作られました。 グスタフスベリと言えば、スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)の緑の葉っぱのデザイン(Bersa)が有名ですね。 近年、グスタフスベリの陶磁器は復刻品が多く販売されています。殆どは代表的なモデルのものです。 本品は復刻品ではなく、当時使用されていたアンティーク品になります。 器の上部にブルー色で植物をモチーフにした幾何学的なデザインが描かれています。北欧らしい爽やかでシンプルな図柄です。 表正面の “SALT” は塩のこと、塩の貯蔵瓶だったようです。 底面の刻印は、”GUSTAVSBERG” “SOLID” と記されています。 状態は比較的良好です。ただ、経年変化による染み、貫入、汚れはあります。割れ、ヒビ、欠けはありません。 ・Sweden 1920-40’s ・サイズ:底面縦10.5cmx横14.8cmx蓋までの高さ10.7cmx背板TOPまでの高さ16.5cm
北欧スウェーデン製陶器のキャニスター“R i s g r y n” 米 kt2823
¥11,000
“R i s g r y n” 陶器製キャニスター Sweden 久しぶりに陶器製キャニスターの素敵なものを見つけました。 “R i s g r y n” はスウェーデン語で「お米」の意味。スウェーデン語のフォントが北欧らしくとてもチャーミングです。 文字と柄の色はブルーグリーンです。 なんといっても形が横から見たとき台形なんです。 古い鐘撞台や時計台のような形、このような立体形を「四角錐台」というそうです。とても珍しいですね。 アール・デコのデザイン。年代、窯元は不明ですが1900年代前半頃の陶器です。 陶器には全体的に細かな貫入があり、染みや汚れはありますが割れや欠けはありません。 お米の貯蔵容器ですが日本人にはちょっと小さすぎますね。 ・Sweden 1900年代前期 ・サイズ:底面11.3cmx11.3cmx高さ15cm(蓋無し)、蓋付き高さ19cm
「飛ぶツバメ」オリジナル丸亀うちわ(香川県) fa0433
¥3,190
オリジナルのうちわが出来ました。 空を元気に高々と飛ぶツバメは、”maison du suzume” のデザインです。 うちわの制作は香川県の伝統工芸「丸亀うちわ」を使わせて頂きました。 江戸時代から続く丸亀うちわ。寛永10年(1633年)丸金印の「渋うちわ」が金比羅詣りの土産品として全国に広がったとされています。 国の伝統工芸でもあり、穂と呼ばれる扇状の部分が均等に並び丁寧な造りとなっています。 柄と骨とが一本の伊予竹で出来ており、ひとつひとつの工程がすべて職人の手仕事で作られています。 丈夫で長持ち、今年の夏はひとランク上質な「丸亀うちわ」で、涼をとってみてはいかがでしょうか。 ・サイズ:全長35cmx横幅17.5cm max The swallow flying energetically high in the sky is a “maison du suzume” design. I used the traditional craft of Kagawa Prefecture, "Marugame Fan", to make the fan. Marugame uchiwa has been around since the Edo period. It is said that in 1633, Marukin's 'Shibu Uchiwa' became popular as a souvenir for those visiting Konpira. It is also a traditional craft of the country, and the fan-shaped parts called ears are arranged evenly and carefully made. The handle and frame are made from a single piece of Iyo bamboo, and each process is done by hand by craftsmen. This summer, why not cool off with a high-quality “Marugame Uchiwa” that is durable and long-lasting? ・サイズ:35.5×17.8cm
St.Amand大皿 緑の縁柄 kt2337
¥13,500
St.Amand のお皿のご紹介です。 今回は直径30cmほどのラウンドの大皿になります。 白磁にサンタマンの得意な転写方式で緑色の抽象化された縁柄が描かれています。 手作業で転写シートを張り合わせているため転写のズレは見られます。 古典的な縁柄はシンプルで色味もクラシックなグリーン色もとても上品です。 経年変化による傷や染みも散見されますが、比較的良い状態です。 ・France 1900年代前期 ・サイズ:直径29.6cmx高さ3cm
フランス製ルーアンのキュノアール kt2664
¥23,100
表はアイボリー色、裏は黒褐色の無骨な陶器。このプレートは cul noir(黒いお尻)と呼ばれるルーアン土器の典型です。中央には花のバスケットが手書きで描かれています。 19世紀初頭の北フランスの陶器キュ・ノアール。モチーフは青色のハンドペイントのフラワーバスケット。 外縁は花形リムと波の形のシンプルな幾何学模様で装飾されています。 裏面は北フランスのルーアンの伝統、マンガン釉薬から生ずる、cul noir(黒いお尻)として知られる暗褐色に仕上げられています。 酸化マンガンは堅牢性だけでなく手頃な価格で入手できたため、主に農村の陶器としてを日常使用されていました。 非常に厚み(約7〜8ミリ)と重みがあります。 現在では希少な陶器となっています。割れヒビなどのない完璧な状態です。 ・France 19世紀 ・サイズ:直径31cmx高さ4.2cm
Jules Vieillard et Cie オーバル大皿 えんじ色のツバメ kt2432
¥32,000
アイボリー色のテールドフェール(TERRE DE FER)にあかね色のツバメ絵柄のオーバルの大皿。 ツバメは渡り鳥です。温暖な南仏にもツバメはやってきます。そしてまた暖かい国へ向けて飛び立っていきます。 帆船が浮かぶ穏やかな海辺に戯れるたくさんのツバメたち、南仏らしいノスタルジックで美しい風景の絵柄です。 作陶はあのジュール・ヴィエイラード・ボルドーです。 ボルドー地方のバカラン(Bacalan)の古窯、ジュール・ヴィエイラード・ボルドー社(Jules Vieillard et Cie Bordeaux)は1845年〜95年までの僅か50年間実在したフランスの古窯。 美しい物語のような絵柄は陶器というよりは絵画のような作品が多く、当時フランスで大変人気を博しました。 期間の短さや独特の個性的な作陶のため、残存数が少なく、19世紀の貴重な陶器作品のひとつとされています。 France 1875年 ・サイズ:縦26cmx横37cmx高さ4cm ※こちらの商品は個別送料(1500円)一律になります。
フランスのディネット ままごとカップ&ソーサーC kt2575-4
¥6,600
Porcelain de Parisままごとの白磁のコーヒーお茶会セットのカップ&ソーサーです。 Porcelain de Parisとはパリ焼きとも呼ばれ、1700年代中期より1800年代後期頃までパリ周辺にあった磁器窯の総称です。リモージュやセーブル窯の職人が独立や技術者として窯を持ち、アトリエを開いていたそうです。 白磁のものは高価だったため、ままごとの小さなカップやポットでも高貴な貴族の子供のものだったようです。 その作りはとても精工で、ポットなどは傾けても蓋が落ちないように回して開けるようになっていたり、シュガーポットは持ち手にマスカロン(Mascaron)(古代建築の仮面装)のレリーフも付いていたりと本格的です。 滑らかで透き通った白磁の美しさと手のひらサイズの小ささが愛らしくもどこか気品が感じられるdinetteです。 販売は個別です。 ・1800年代 France ・カップ:口径5.5×高さ5.6cm/ソーサー:口径9.8×高さ2.3cm
フランスのディネット ままごとカップ&ソーサーD kt2575-5
¥6,600
Porcelain de Parisままごとの白磁のコーヒーお茶会セットのカップ&ソーサーです。 Porcelain de Parisとはパリ焼きとも呼ばれ、1700年代中期より1800年代後期頃までパリ周辺にあった磁器窯の総称です。リモージュやセーブル窯の職人が独立や技術者として窯を持ち、アトリエを開いていたそうです。 白磁のものは高価だったため、ままごとの小さなカップやポットでも高貴な貴族の子供のものだったようです。 その作りはとても精工で、ポットなどは傾けても蓋が落ちないように回して開けるようになっていたり、シュガーポットは持ち手にマスカロン(Mascaron)(古代建築の仮面装)のレリーフも付いていたりと本格的です。 滑らかで透き通った白磁の美しさと手のひらサイズの小ささが愛らしくもどこか気品が感じられるdinetteです。 販売は個別です。 ・1800年代 France ・カップ:口径5.5×高さ5.6cm/ソーサー:口径9.8×高さ2.3cm
Tsubame Märkt ツバメ・マルクト
Tokyo Kichijoji
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-26
open:11時30分~19時
close:水曜日(その他臨時休業あり)
ヨーロッパアンティークとオリジナル雑貨を販売しています。